2024/04/01
バッテリーを補充電するなら、16Vでやろう(導入編)
昔から「バッテリーの寿命を伸ばしたいなら、時々外して補充電すればよい」と言われてきました(自分が免許を取った40年近く前も、そう言われていた)
ですが、長年の疑問がありました。
それは、
・市販の充電器は定格14V台で、車上(=オルタ)充電と特に差異はない。
・補充電しても、結局乗らなければまた放電が進む。
そこで以前、ネットで調べたことがありますが、例えばトリクル充電がどうとかフロート充電がどうとか色々考察されている方のHPであったり、キャンピングカーのバッテリーについてあれこれ書かれている方のHPなどを見ても、参考になることは書かれていませんでした。
(1)JISには16Vで充電しろと書かれている?
ですが、ある時「JISでは充電時の電圧を16V前後にするよう書かれている」というブログが目に止まりました。
で、調べたところ、JIS(D5301)には、9に抜き打ち試験に関する記載があり、9.2にその際の充電方法について、定電流-定電圧方式でやる場合は16V±0.05Vでやれと書かれていました。
そこで、今度はバッテリーメーカーのHPを見たところ、国産メーカーは「充電器の取説に従って充電してください」などと当たり障りのないことしか書かれていませんでしたが、ACデルコのHPには、16Vでやれとはっきり記載されていました(ディープサイクルなど特殊なのは除く)
(2)産業用鉛蓄電池の均等充電とは?
そこで、更にネットを見ていてひっかかったのが、非常用電源などの産業用鉛蓄電池のメンテナンス、あるいは電動フォークリフトの充電等において、「均等充電」なる方法があるというものでした。
つまり、「鉛蓄電池を使用(放置して放電が進んだ場合も含む)していると、セル間の比重にばらつきが生じ、それにより性能劣化したり寿命が縮まるなどの悪影響が出る(※)」ために、均等充電といって高い電圧で強制的に過充電の状態にすることで、すべてのセルの比重を上げて性能を回復するというものでした。
これを読んだときに、目から鱗が落ちました(笑)
というのも、過去に補充電した際、満充電近くになっても泡が多く出ているセルもあれば、殆ど出ていないセルもあって、以前より不思議に思っていたからです。
続く
(※)
乾電池の注意書きにある「新旧の乾電池を混ぜて使わないでください」というのと同じ理屈。
言うまでもなく、車のバッテリーは2.1Vのセルが6個並んでいるので、いわば2.1Vの乾電池を6個並べているのと同じなので。
Posted at 2024/04/01 09:07:18
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