８月１３日

K4-GP 500km in 富士スピードウェイ　

参戦してきました。


メンバは、NoLimitのいつもの３名である、

やんかど、ガーコー、むさし屋です。

前日は、山中湖の旅館にて一泊。

事前ミーティングなどはある程度行っていたため、

この日は、翌日の為にサーキット近くで英気を養うための宿泊でした。



涼しい空気、時折ぱらつく雨の様子を伺いながら、

軽く前夜祭をし、就寝。

翌日は４時おきということもあり、あまり騒ぐのは禁物でした。



とはいえ、久しぶりの耐久ということもあり、気持ちは中々寝付かせてくれません。

頭の中でイメトレを行うたびに、コカコーラコーナーでミスして怖い思いをしたり、

速い車を抜かせる作業に手間取ったりと、心拍数が否が応にも上がってしまいます。



その上、この日泊まった宿がいけなかった。

掛け布団に身をくるむと、どうも体が痒い。

翌日、なっちDT君に教えてもらいましたが、

『山中湖の安宿は気をつけないと』

こういう目にあってしまうそうです。

うげげ。




コンディションはあまりよくない状態にて、当日を迎えたのでした。





朝５時。

富士スピードウェイ西ゲートに到着した我ら３名は、

朝から詰め掛けている　多くの参加者の熱気を目の当たりにし、

一気にテンションがあがりました。


中でも、K4-GP初参戦の２名、ガーコー＆むさし屋にとっては、何もかもが新鮮。

どの車も速そうです。



早々と受付を済ませ、ゲートをくぐると、

自分たちのピットへ向かいました。

荷物を降ろし、テントを設営し、走行準備をします。

今回、ドライバ３名しかスタッフが居ないため、中々の重労働です。

※後々、徐々に増えていきましたが

ただし！

準備さえしてしまえば、１３時のレース開始まで、特にすることがない事実もあり、

割とゆっくり、鼻歌交じりで余裕綽々であったのですが・・・



AM９時。

１つの問題にぶち当たります。

車内との連絡用無線機の１つが、壊れてしまっていました。

無線機は２つ。うち１つが壊れていると、ドライバ交代で大変困ってしまうことに。

仕方なく、代用ヘッドホンなどを探しに御殿場まで車を走らせたりしていると、

あっという間に、AM１２時前。



第一ドライバの僕は、仮眠する間も無く（当初は２時間ほど寝とくつもりでした）

レーシングスーツに身を包み、アイをホームストレートへと、移動させるのでした。




１２時の時点でホームストレートに車を並べると、

そこから１時間、ドラミやら撮影やらが行われます。


が、むさし屋は、無線をヘルメット側に装着していることや、

給水システムをメット内に格納していることもあって、

おいそれと脱ぐことが出来ません。


他のドライバーが涼しそうにメットを脱いで、レーシングスーツをはだけているなか、

ペットボトルを手に持って、フルフェイスをかぶり、

一人たたずむのでした。

更に、レース前最後のトイレにも、その格好で行ったりとか。

新宿駅なら完全に不審者です。

ただ、この場所なら、ギリで大丈夫に見えたかも。



スタッフのお姉さん方は、

『あの・・・大丈夫ですか・・・あ！（なるほど）・・・がんばってください・・・』

って感じで、微妙な笑顔を僕にくれました。

やはり大丈夫じゃないようです。





幸いにして、この日の天候は、うす曇り。

暑いけれど、そこまで暑くはない。


やんかど君曰く、

『今までで一番快適』だそうで。

ただ、雨は今にも降りそうな雲がちらほら。


最後まで降らないことを願いつつ、降ったときも想定せざるを得ない状況です。



グリッドポジションは、６３台中、６２番目。

GP-1という一番下のクラス（AT限定）の上、申し込み順ということで、

最後尾からのスタートとなった我々デルタオイル・NoLimit。





果たして。





次回

第一ドライバー　むさし屋

お楽しみに。