て~~さん
2011/04/15
No.02 CT200h TNP基礎講座 「基本の基本」
本シリーズ初回に、先読み運転など一般の低燃費運転法は取り上げないと書きましたが、奥様方などの「素人さんにもわかるTNP術」をとの要望がありましたので、やはりこれは書いておいた方がよさそうです。
トヨタのハイブリッドカーは、アイドリングストップは当然、走行中もエンジンを止めて走行することができる優れものです。坂道を下るときや、信号停止のブレーキングにおいても、運動エネルギーを電気に変えてバッテリに蓄えることができます。この電気は、モーター走行のための動力になるだけでなく、エンジン走行時の燃費改善にもつながったりもします(不思議でしょ?)。
運転スタイルを変えなくとも同クラスのガソリン車で記録していたTNP値の2倍が出せるといわれています。しかしそれだけでは物足りないですよね? 「TNP運転の基本の基本」を実践するだけでも、かなりの改善がみられると思います。
そして、マニアックなTNP技を駆使すれば、カタログ燃費をも越えられるようになります・・・禁断の世界ですが(笑)
1)一般車に共通なTNP運転の基礎
一般道の基本走行パターンは「発進加速 → 等速巡航 → 減速」です。
加速のためのガソリン消費を減らすことがTNPに一番効果ありです。減速ののちには必ず加速ありです。とにかく、「ブレーキした分だけ燃費が悪化する」と肝に銘じておきましょう。
以前JAFのページにあったエコドライブのイメージ図を引用させていただきます(今は見当たりません)。

発進加速において
・発進加速でオーバースピードにならないこと
→ 前車に詰まってブレーキをした分だけロス
・市街地の信号発進は一呼吸おいてから
→ すぐに前に詰まるケースが多い → ブレーキした分だけロス
等速巡航において
・等速巡航時はアクセルを一定に保ち、前の車との車間をキープしようと加減速を繰り返さない
→ 加減速のロスを低減
減速において
・信号や前車の動きを先読み運転をして早めの減速行動
→ 巡航速度を維持するためのエネルギーが低減される
・早めの減速行動をとることで、赤信号が青に変わるケースも
→ 完全停車しないで済む → 加速のためのエネルギーが低減される
その他としては
・無駄な荷物を積まない
・タイヤの空気圧を適正に保つ
→ ぜったいに下回らないこと。できれば1割以上高めに保つ
・冷暖房は控えめに
→ 冷房はバッテリ電力を大きく消費します。
暖房はエンジンの熱を利用するので、走行状態に無関係にエンジンが稼働します。
2)ハイブリッド車のTNP運転の基礎
・エコモードを活用(エアコンの省エネも自動)
→ TNP道になじんできたらエコモードではなく自分好みのモードでOK。
・HSI(ハイブリッドシステムインジケータ)をエコレンジに保つ運転
→ エンジンでの発進加速は「ふんわりアクセルeスタート」のような亀加速は不要で、
パワーゾーンに入っても気にする必要はありません。
しかし、巡航走行やモーター走行ではなるべくメーターの針を低く抑えましょう。
・巡航走行は等速走行(あるいは微弱減速)を厳格に意識
→ 信号停止のブレーキまで若干の加速状態を続けたくなる癖を持つ人が多いです。
加速後は速やかに等速走行に移ります。
等速を意識すれば自然とでモーター走行になるはず。
・加速G、減速Gを感じないスムーズな運転。
→ 乗り心地がいいと同乗者にきっと褒められます! TNPにもグッド。一石二鳥です。
・減速時のブレーキはかなり早めにブレーキペダルはできるだけそーっと踏む
→ 回生ブレーキの効率が良くなります。
・下り坂はスピードが出すぎたらブレーキを強めに踏むを繰り返すより、速度を維持しながら軽く踏み続ける
→ かなり回生量が増えます。
ブレーキランプを点灯させたくないというこだわりはハイブリッド車では捨てましょう(笑)
・渋滞中は、即車間を詰めることをせず、ゆっくりとモーター走行で。
その他
・燃費に悪い道はなるべく避ける
速度高めで、ストップ&ゴーが多い道路
山岳コース
など
・高速道路は速度を低めでクルコン活用(空気抵抗低減&加減速防止)
→ 流れより少し遅めで左車線を走ると前車に追いつくことが少ないのでゆったり走れます。
・チョイ乗りを避ける
→ チョイ乗りは都度、暖機のための燃料消費が発生し、燃費を極端に悪化させます。
一般車と違って、暖機中のガソリンは走行エネルギーに使われません。
・暖房、冷房は、弱めに。チョイ乗りなら我慢。
→ 車も暖まるのに時間がかかります。
真冬の15分以下の運転ならいっそのことシートヒータ+手袋で暖房を我慢(笑)
トヨタのハイブリッドカーは、アイドリングストップは当然、走行中もエンジンを止めて走行することができる優れものです。坂道を下るときや、信号停止のブレーキングにおいても、運動エネルギーを電気に変えてバッテリに蓄えることができます。この電気は、モーター走行のための動力になるだけでなく、エンジン走行時の燃費改善にもつながったりもします(不思議でしょ?)。
運転スタイルを変えなくとも同クラスのガソリン車で記録していたTNP値の2倍が出せるといわれています。しかしそれだけでは物足りないですよね? 「TNP運転の基本の基本」を実践するだけでも、かなりの改善がみられると思います。
そして、マニアックなTNP技を駆使すれば、カタログ燃費をも越えられるようになります・・・禁断の世界ですが(笑)
1)一般車に共通なTNP運転の基礎
一般道の基本走行パターンは「発進加速 → 等速巡航 → 減速」です。
加速のためのガソリン消費を減らすことがTNPに一番効果ありです。減速ののちには必ず加速ありです。とにかく、「ブレーキした分だけ燃費が悪化する」と肝に銘じておきましょう。
以前JAFのページにあったエコドライブのイメージ図を引用させていただきます(今は見当たりません)。

発進加速において
・発進加速でオーバースピードにならないこと
→ 前車に詰まってブレーキをした分だけロス
・市街地の信号発進は一呼吸おいてから
→ すぐに前に詰まるケースが多い → ブレーキした分だけロス
等速巡航において
・等速巡航時はアクセルを一定に保ち、前の車との車間をキープしようと加減速を繰り返さない
→ 加減速のロスを低減
減速において
・信号や前車の動きを先読み運転をして早めの減速行動
→ 巡航速度を維持するためのエネルギーが低減される
・早めの減速行動をとることで、赤信号が青に変わるケースも
→ 完全停車しないで済む → 加速のためのエネルギーが低減される
その他としては
・無駄な荷物を積まない
・タイヤの空気圧を適正に保つ
→ ぜったいに下回らないこと。できれば1割以上高めに保つ
・冷暖房は控えめに
→ 冷房はバッテリ電力を大きく消費します。
暖房はエンジンの熱を利用するので、走行状態に無関係にエンジンが稼働します。
2)ハイブリッド車のTNP運転の基礎
・エコモードを活用(エアコンの省エネも自動)
→ TNP道になじんできたらエコモードではなく自分好みのモードでOK。
・HSI(ハイブリッドシステムインジケータ)をエコレンジに保つ運転
→ エンジンでの発進加速は「ふんわりアクセルeスタート」のような亀加速は不要で、
パワーゾーンに入っても気にする必要はありません。
しかし、巡航走行やモーター走行ではなるべくメーターの針を低く抑えましょう。
・巡航走行は等速走行(あるいは微弱減速)を厳格に意識
→ 信号停止のブレーキまで若干の加速状態を続けたくなる癖を持つ人が多いです。
加速後は速やかに等速走行に移ります。
等速を意識すれば自然とでモーター走行になるはず。
・加速G、減速Gを感じないスムーズな運転。
→ 乗り心地がいいと同乗者にきっと褒められます! TNPにもグッド。一石二鳥です。
・減速時のブレーキはかなり早めにブレーキペダルはできるだけそーっと踏む
→ 回生ブレーキの効率が良くなります。
・下り坂はスピードが出すぎたらブレーキを強めに踏むを繰り返すより、速度を維持しながら軽く踏み続ける
→ かなり回生量が増えます。
ブレーキランプを点灯させたくないというこだわりはハイブリッド車では捨てましょう(笑)
・渋滞中は、即車間を詰めることをせず、ゆっくりとモーター走行で。
その他
・燃費に悪い道はなるべく避ける
速度高めで、ストップ&ゴーが多い道路
山岳コース
など
・高速道路は速度を低めでクルコン活用(空気抵抗低減&加減速防止)
→ 流れより少し遅めで左車線を走ると前車に追いつくことが少ないのでゆったり走れます。
・チョイ乗りを避ける
→ チョイ乗りは都度、暖機のための燃料消費が発生し、燃費を極端に悪化させます。
一般車と違って、暖機中のガソリンは走行エネルギーに使われません。
・暖房、冷房は、弱めに。チョイ乗りなら我慢。
→ 車も暖まるのに時間がかかります。
真冬の15分以下の運転ならいっそのことシートヒータ+手袋で暖房を我慢(笑)
Posted at 2011/04/15 17:52:54
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