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2012/04/10

TNP講座番外編 第2のアイドリングチェック(?) 対策

冷却水の温度70℃を超えて発生する、THS II おなじみのアイドリングチェック
現行型プリウス(30型)同様、CT200h では、この存在を意識しなくても、燃費への悪影響はあまり大きくないように思います。アクセル完全オフあるいはちょっと踏んだ状態(HSIメータのECOゾーン20%程度以内)を保持すれば数秒でアイドリングチェックが終了するからです。

(注)
一世代前のプリウス20型では、アイドリングチェックを終了させるためには停車状態にてエンジンが停止するまで数秒間じっと我慢の儀式が必要でした。




ところがです。

第2のアイドリングチェックと呼ぶべきかわかりませんが、エンジンが停止しない状態が再び発生することは、以前の番外編で書きました。

発生する条件としては、水温が76℃のこともあるし80℃オーバーにて初めて発生することもあります。

信号停止がよくある場面では自然と解消され燃費へのダメージは小さいですが、平坦な低燃費ロードを走行中のときほど結果にがっかりすることがよくあります。


先週末に、プリウス界の2大天才博士たちにお会いしましたが、原因や対策はいまだ解明されていない模様。

「何やっても止まらない」とまでおっしゃっていましたので、私なりの対策(走行中)を書いておきます。


1)エンジン走行からアクセルを緩めてモーター走行に切り替えてもエンジンが停止しない(EVランプが点灯しない)場合、以下のどの状態かを判断する。

 A)通常のアイドリングチェック
 B)低速(22km/h以下)でエンジン走行中、アクセルオフした場合
 C)強制充電(BL2)
 D)エアコン(暖房)
 E)暖機(パワーオン時のみ)
 F)第2のアイドリングチェック

2)B~Eでないと判断したら、Aのアイドリングチェックを疑い、アクセルを弱モーター(HSI 10%付近)に維持し10秒ほど待ってみる。これで停止しなければFの「第2のアイドリングチェック」と考える。

3)完全アクセルオフを保持すればエンジンオフするがちょっと踏み込んでモーター走行位置にするとエンジンが簡単に回ってしまうのでこの方法はダメです。

フットブレーキを踏めば解消することが多いが中途半端だとダメ。ましてや低燃費ロードを走行中はそうそう停車機会がないので、フットブレーキを踏みたくないのが人情です。

逆にアクセルを踏み込んでパワーゾーン付近までエンジンを回してすぐにアクセルオフしてみると、エンジンが停止することがわかりました。今はこれをやることが多いです。


まだまだ原因解明や解消方法が確定していないこの現象、皆様の情報をお待ちしています。




「CT200h TNP講座 目次」 はこちら
「CT200h TNP講座番外編 目次」 はこちら
Posted at 2012/04/10 08:11:10
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