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2012/04/23

TNP講座番外編 ScanGaugeII 設定編

1)初期設定

1-1)HOMEボタン(右下のボタン)→MORE→SETUPにて

 1段目の左右のボタンで項目送り
 2段目の左右のボタンで値を変更

設定値を以下のようにします。

 DISTANCE = KM
 FUEL UNITS = LITTERS
 TEMP UNITS = CELSIUS(℃)
 PRESSURE UNITS = KPA
 ENGINE SIZE = 1.8
 TANK SIZE = 45 LITTERS
 FUEL TYPE = HYBRID
 CURRENCY = ¥

ADV SETTING にて、設定を以下のようにします。

 UPDATE RATE = NORMAL(不都合がある場合はSLOWまたはFASTへ)
  ※燃費計算に依存するかもしれない(検証中)
 SPEED = 0%(タイヤの外径補正。スピードメータのかさ上げ補正ではない)
 CUTOFF = 20(Default値のままでよい?)
 PID = ALL
 LHK = OFF(ONだと、Km/L ではなくL/100kmとなる)
 DTC = NORMAL
 SLEEP EVENT = COM(HYBRIDだとデフォルトで指定されるが)
 MAP or BOOST = MAP
 HPR = 0%

1-2)HOMEボタン→MORE→DISPLAY

 LAMP = HIGH
 COLOR = お好みで
 CUSTOM COLOR は、RBBの各値を4レベルで定義できる


1-3) XGAUGEのセット(CT200h, Prius 30型用)

ScanGaugeIIの標準セットにない、SOCや電流値などを表示させるための設定です。
(車種ごとに異なるので注意してください)

HOME→MORE→MODE→XGAUGEにして0番~24番のメモリスロットにパラメータを設定していきます。

Editしたい空きスロットを選択→EDIT
 TXD値を入力(左上/左下でカーソル位置の数字を変更、右上ボタンで桁移動)→OK
 RXF値の入力→OK
 RXD値の入力→OK
 MTH値の入力→OK
 NAMEの入力→OK
 SAVE

他にもたくさんありますが、最低限、次の3つあるいは4つをセットしましょう。

 1-3-1) State of Charge(バッテリ蓄電量%)
  TXD = 07E2015B
  RXF = 0441855B0000
  RXD = 2808
  MTH = 03E800FF0000
  NAME= soc

 1-3-2) Battery Amps(電流A)
  TXD = 07E2218A
  RXF = 0461858A0000
  RXD = 2810
  MTH = 0001000AF334
  NAME= amp

 1-3-3) accel pedal position (アクセルペダル値)
  TXD = 024D
  RXF = 010202450000
  RXD = 2008
  MTH = 000100020000
  NAME= app

 1-3-4) Current Trip (起動後の平均燃費km/L) <- プリセットされているAVGで代用可能
  TXD = 50
  RXF = 800000000000
  RXD = 0000
  MTH = 000000000000
  NAME= cKL

  ※起動毎に自動リセット。
   ただし数分間のコンビニでの買い物などでは自動リセットされない

不要なメモリスロットを無効にするには、TXDの最初の1文字をスペースにしてSAVEします。


2)Digital Gauge の表示

HOME→GAUGE→4箇所のボタンを押してそれぞれ表示させたい項目を選定


表示項目の選択ですが、おススメ例を以下に示します。

常時表示させておきたいのが以下の3つです。

 ・SOC(soc) ← 1-3-1の設定が必要
   40%を下回らないようにすれば、充電地獄を避けることができます。

 ・水温(℃WT)
   コールドスタート時は40℃まで暖機。
   ウォームスタート時は65℃まで暖機。
   (65℃未満で再起動時は暖機中はモーター駆動のみなのでバッテリ消耗しやすい)

 ・バッテリ充放電の電流(amp)
   マイナス記号が現れたときは充電電流です。
   (左側に表示させた方がよさげです)

残り1つは以下のどれかを切り替えて表示させると良いでしょう。

 ・回転数(RPM)
   0RPMの表示でエンジンオフを知ることができる

 ・瞬間燃費(KPL)
   中高速域でのエンジン巡航走行の瞬間燃費を知ることで、
   エンジン走行とモーター走行の比率をいくつにすれば
   30オーバーが出るか把握できます。

 ・起動後の平均燃費(cKL)
   CT200hの平均燃費は丸1日の燃費を表示させてみたいときなどは
   この起動後燃費が便利です。
   接続直後は誤差が大きいですが、徐々に誤差は減るようです。
   (検証中)

GAUGE にてX-GAUGEのパラメータを打ち込まずに表示できる項目は以下の通りです。
画像をクリックすると大きくなります。


私がパラメータを打ち込んだ X-GAUGEは以下の通りです。
3文字の名前は私が勝手に決めたものもありますので、ご自身でわかりやすいようなものに変えてみてください。画像をクリックすると大きくなります。



表示項目の例です。
soc/amp/℃WT/RPM(回転数)


soc/amp/℃WT/KPL(瞬間燃費)


soc/amp/℃WT/app(アクセルペダル値)


soc/amp/℃WT/cKL(起動後燃費)


soc/amp/℃WT/tim(起動後経過時間)



3)満タン時の操作

Trip Computerにて、給油後のデータを管理したいときに行います。
また、金額ベースのコストデータ表示をさせたい場合。

不要であれば、やらなくていいはず。

ScanGaugeIIを取り付けて最初の満タン時は

 HOME→MORE→FILLUP→給油量を入力せずに"DONE"→金額入力→SAVE

2回目以降の満タン時は

 HOME→MORE→FILLUP→給油量入力→DONE→金額入力→SAVE


私は、たぶんやらないかも(^^ゞ


「CT200h TNP講座 目次」 はこちら
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Posted at 2012/04/23 08:13:46
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