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2014/08/13

スバル レヴォーグ1.6GT-ESのあれこれ その1

ちまたでは、レヴォーグ1.6GTの燃費がイマイチっていう意見が結構多いみたいね。

レヴォーグ、というか、本来、スバルの車を運転する楽しみは、燃費とはぜんぜん別のところにあるんだけど、開発陣が苦心して仕上げてきたFB16DITが、単に燃費が悪いって簡単に片付けられるのは、どうも納得いかないので、ちょっと書いておこうかな。


VM4に搭載されているFB16DIT+CVTの組み合わせでは、ターボが効いて、最大トルクが立ち上がるところ、すなわち、1800rpm辺りまでは、アクセルのちょっとした踏み具合で、燃料の消費、すなわち、瞬間燃費が結構変化する領域になってることが分かりました。

ダウンサイジングされて、過給されるまでは、2.5L相当ではなくて、1.6Lなんだから、まあ当然だと思うんだけど、結果として、この辺りは、2.5L NA+4ATと比べると、ずいぶんシビアな反応を示してくる部分だと思う。

何言ってるか、よくわかんないと思うから、実際に、これまでBP9(2.5L NA/SOHC)で、ほぼ50km/hの一定速度で上っていた坂で比較してみたら、以下のような感じ。

BP9の瞬間燃費計では、毎日6.4km/Lを示していたけど、同じ感覚で上っていくと、VM4では、5.4km/Lだった。あれ?と思って、アクセルを微妙に抜いてみると、6.4~7.4km/Lの表示になった。このとき、速度のノリというか、車の挙動としては、感覚的にほとんど変わらない。

つまり、速度のノリは、CVTが介在してるからあまり変化しないんだけど、アクセル開度によって、エンジンの回転数、すなわち瞬間燃費は変えられる領域、ってことなんだろうな、って自分なりに理解しました。(実際の仕掛けはよくわかってないけど)

よって、VM4の性質からすると、今の自分の運転は、常用域で必要以上(意図している以上)に踏みすぎている傾向って結論。


で、どうしたか、というと、常時表示される数値を、デフォルトの平均燃費計から、瞬間燃費計に切り替えて、これまでのBP9よりも悪くなっていることがないか、確認しながら、運転できるようにしました。簡単だな。笑。

これまでも結構シビアにアクセルコントロールしてたつもりだけど、リニアトロニックのVM4ではさらに改善の余地があるんだな。車の運転って奥が深いわ。

BP9では1200rpmで走ってた平坦路を、VM4では1000rpmで走れたりできるみたいね。この辺は、CVTのカバレッジによる恩恵だろうな。おもしろいね。

ということで、毎日の通勤の楽しみが増えました(^^)


---
ナラシ終了後のこないだの満タン時のデータは以下のとおり。

<条件>
ほとんど通勤オンリー。片道20km。アップダウンあり。
平均時速は、行きは35分、約34km/h。帰りは45分、約27km/h。
高速走行はなし。エアコンはON。
習熟度としては、上のような状況。つまりまだまだ修行中ってとこ。

<結果>
燃費計では12km/L、満タン法で11.2km/L。BP9(EJ25:2500NA、SOHC)では、エアコンOFFで、燃費計で10km/L、満タン法で9km/Lだった道。まあ、この修行中の値でも、オレとしては、十分に許容範囲に入ってるかな、と思ってます。だって、年間にすると、10万近くガソリン代が安くなるんだもん(^^;

<おまけ>
最近涼しくなってきて、エアコンOFFで走ったときは、エンジンON~OFFまでの燃費計の表示は、14~15km/Lぐらいが出るようになりました。
エアコンっておっきいのねぇ。お盆休みでスムーズに流れてるところもあるけど。
また、なんかネタになったら、報告しようと思います。
Posted at 2014/09/16 14:50:20
イイね!
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