カテゴリ 
SaeXaさん
イイね!
2015/08/28

リアフォグ設置:リアフォグ用LED電球の制作編

カテゴリ : 外装 > ランプ、レンズ > LED化

1
リアフォグ用の電球をLEDで組みます。

法令では「他の交通を妨げないもの」「35W以下であること」となっています。
スペースの制約もあるので、小さな光度で効果的な配光にしたいと思います。

リアフォグを”リアスポット”と表現しているものを見た覚えがあります。
この”リアスポット”の考え方でLED電球を制作します。
2
リアフォグは、霧の中で視認性を高め追突を防止するために設置されています。
追突防止であるならば、後方に対して視認性を高めるべきだと考えます。
ですから、光を拡散するのではなく、後方に対して集中して照射することが効果的だと思います。
まさに「リアスポット」となるわけです。

今回、高輝度で、半減角(光のエネルギーが半分になる角度)が15°の直径3㎜LEDの OSR5CA3131P を選択しました。
3
T15ウェッジベースには、3mmLEDが9個組み込めます。
LED3個直列の回路を3個並列に組みます。

このLEDは、70mA(0.07A)流すことができ、その時の順方向電圧(Vf)は2.2Vです。
電源電圧をバッテリーの限界値14.4Vで設計します。
Vfが2.2VのLEDを3個直列につなぐので、LEDにかかる電圧は6.6Vとなり、抵抗にかかる電圧は、14.4 - 6.6 = 7.8V になります。
7.8Vで0.07A流れるようにするので、抵抗値は、
R = V / I = 7.8 / 0.07 = 111
111Ωとなります。
120Ωの抵抗を使用することにしました。
4
T15ウェッジベースに9個のLEDを組み込みました。
5
点灯の様子です。
拡散せずにまっすぐ光軸が伸びています。
6
1メートルほど離れたガレージの壁に投影すると写真のようになります。
いかにも”スポット”という感じでしょ!
7
リアフォグを使用するのが霧や豪雨の中とはいえ、ヘッドライトのハイビームと同様に、後続車が視認できる距離まできたら消すのがマナーでしょうね。

晴れた日でも夜間リアフォグを点灯しているヨーロッパ車を見かけます。
普及の少ないリアフォグでは、このようなことがマナーとして浸透することはないでしょう。
きっと・・。
Posted at 2015/08/28 22:28  by  SaeXa
イイね!
Facebookでシェアする Xでシェアする LINEでシェアする はてブでシェアする この記事をシェアする
このまとめに戻る
9/10 ページ

オススメ関連まとめ

もっと見る

ページの先頭へ ▲

みんカラ 人気のカテゴリ

もっと見る

無料会員登録をしてはじめよう

ログインするとお気に入りの保存や燃費記録など様々な管理が出来るようになります

あなたの愛車、今いくら?

複数社の査定額を比較して愛車の最高額を調べよう!愛車を賢く売却して、購入資金にしませんか?

車査定ステップ
メーカー
モデル
年式
走行距離(km)

表示:スマートフォン|PC

ログイン