SaeXaさん
2015/08/14
T4.2エアコンアンプ用LED電球のリメイク
カテゴリ : 外装 > ランプ、レンズ > LED化
1
エアコンアンプの照明をLED電球に交換してから、光量不足と照明ムラが気になっていました。
原因は電圧違いでした。
なので、
12V用LED電球を5V用にリメイクしました。
原因は電圧違いでした。
なので、
12V用LED電球を5V用にリメイクしました。
2
リメイク前のパネルの様子です。
ボタンの照明と比べてもかなり暗いことが分かると思います。
リメイク後の電球を使用したのが1枚目の写真ですので、比較してみてください。
ボタン用のLED電球は交換していませんので、ボタンの明るさを基準にすると分かりやすいと思います。
ボタンの照明と比べてもかなり暗いことが分かると思います。
リメイク後の電球を使用したのが1枚目の写真ですので、比較してみてください。
ボタン用のLED電球は交換していませんので、ボタンの明るさを基準にすると分かりやすいと思います。
3
ボタン用照明(白いソケット)は12Vなのですが、パネル照明用(黒いソケット)は 5Vでした。
市販されている自動車用LED電球は12Vで設計されています。
道理で暗いわけです。
これを5V用にリメイクします。
市販されている自動車用LED電球は12Vで設計されています。
道理で暗いわけです。
これを5V用にリメイクします。
4
ばらしてみると、角型LED2個と360Ωの抵抗がついているだけでした。
原材料費が安そうです。
原材料費が安そうです。
5
12Vをかけて抵抗にかかる電圧と電流を測定すると、
360Ωの抵抗に、6.2Vかかっていますので、
オームの法則 V=I×R V:電圧 I:電流 R:抵抗値
を変形して計算すると
I=V÷R= 6.2 ÷ 360 = 0.0172
0.0172A=17.2mA
実際電圧は、12V~14V変動するので、20mA 前後流れていることが分かりました。
360Ωの抵抗に、6.2Vかかっていますので、
オームの法則 V=I×R V:電圧 I:電流 R:抵抗値
を変形して計算すると
I=V÷R= 6.2 ÷ 360 = 0.0172
0.0172A=17.2mA
実際電圧は、12V~14V変動するので、20mA 前後流れていることが分かりました。
6
LEDが直列につながった状態では、Vfの合計が 5V を越してしまい抵抗値の調整では5V用になりません。
そこで、LEDを並列に使うことにします。
一つのLEDに18mA流れるようにすると、合計36mA流れることになります。
LEDの順方向電圧が2.9Vですので、抵抗にかかる電圧は・・・
5V - 2.9V = 2.1V
2.1V かかります。
36mA流れるように抵抗値を計算します。
R=V÷I=2.1V÷0.036A=58.333Ω
そこで、LEDを並列に使うことにします。
一つのLEDに18mA流れるようにすると、合計36mA流れることになります。
LEDの順方向電圧が2.9Vですので、抵抗にかかる電圧は・・・
5V - 2.9V = 2.1V
2.1V かかります。
36mA流れるように抵抗値を計算します。
R=V÷I=2.1V÷0.036A=58.333Ω
7
市販の抵抗値に58Ωはないので、それに近い値を求めます。
51Ω + 10Ω = 61Ω
61Ωだと、
I=V÷R=2.1V÷61Ω=0.0344A=34.4mA
LED1個当り
34.4mA÷2=17.2mA となります。
回路的には写真3の左ですが、実際制作する時には収まりやすい右側の回路になります。
51Ω + 10Ω = 61Ω
61Ωだと、
I=V÷R=2.1V÷61Ω=0.0344A=34.4mA
LED1個当り
34.4mA÷2=17.2mA となります。
回路的には写真3の左ですが、実際制作する時には収まりやすい右側の回路になります。
8
作製いたしました。
整流用ダイオードも入れず、
LEDと抵抗だけの”メーカー並み”に大雑把なつくりです。
これをエアコンパネルに組み込んだのが一枚目の写真です。
うまくリメイクできて、メデタシ、めでたし です。
整流用ダイオードも入れず、
LEDと抵抗だけの”メーカー並み”に大雑把なつくりです。
これをエアコンパネルに組み込んだのが一枚目の写真です。
うまくリメイクできて、メデタシ、めでたし です。
Posted at 2015/08/14 22:09 by SaeXa
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