
ボクスターが僕の元に来てから1ヶ月が過ぎました。
年始の箱根ツーリングやソロツーリング、都内のドライブなどで1,500[km]程走りました。
各部の操作にも慣れ始め、固有の特徴なども段々と理解してきたところで、取り敢えず今までで感じている印象を備忘録として上げたいと思います。
(以下、長文注意ですw)
初めてボクスターと対面して試乗したときの印象は、端的に言うと“金属感”でした。
その後、帰宅するのにルーテを運転したとき、ラテン車だからかルノースポールだからか分かりませんが、その暑苦しい程の生命感、血が通った野獣の様な生々しさを改めて感じたのですが、ボクスターはその真逆の様な、複雑極まりない形状をした削りだしの金属の塊の様に感じました。
野生動物の咆哮のようなルーテのエキゾーストノートに対し、金管楽器の透き通った音色の様なボクスターのそれはとても心地よい響きで、これはこれで好印象でした。
ルーテの“音”は3,000[rpm]を超えてからはもうドーパミンやらアドレナリンやら出まくりで、自制心との戦いを飽きるほど余儀なくされてきましたが(笑)、ボクスターはただただ心地よく癒され、逆に冷静さを維持させてくれる気がします。
素の2.7リッター、220馬力でトルクの細さが指摘されることが多かったボクスターですが、確かに車庫入れの際などではまだ気を使いますし、恥ずかしながら試乗のときは3回もエンストしてしまったのですが(大恥)、ルーテに比べて遥かに重いクラッチとミートポイントの違いからくる慣れの問題で、回せば流石にアウトバーンの御国の車らしく今まで200馬力の車に乗っていた身からしたら十分に早いです。。
上述の心地よいエキゾーストノートに酔いしれる前にその速さにビビッてしまう今日この頃ですw
とはいえ、まだまだ慣れていない未熟なオーナーですので、下道では右折するとき以外キープレフトですし、高速道路でもジャンクションやインターチェンジ以外キープレフトです。
この車の本質を垣間見るにはまずタイヤを新品に換え、サーキットを走らないと何も分からないと思っています。
近々車検ですのでその際に最低限の準備を実施し、なるべく早くサーキット復帰を果たしたいと思います!
あと、ルックスに関してルーテは堀の深いハッキリした顔立ちの町娘とでも言いましょうか、若々しいイメージでしたが、ボクスターはスレンダーなアスリート系のすっぴん美女、といった感じがしています(笑)
唐突な別れと自分への自戒の念からルーテへの未練はまだ断ち切れないですが、じわじわとボクスターが好きになってきています。
初恋からの情熱的な恋愛結婚の様なルーテとのカーライフから、紹介で知り合い徐々に善し悪しを理解して信頼関係を深めていくお見合い結婚の様なボクスターとのカーライフになる様な気がします^^
Posted at 2017/01/22 14:41:59 | |
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