2012ジープの機能美展(館内展示・前編)
投稿日 : 2012年06月17日
1
閉館どころか、会期末15分前に入場した2012ジープの機能美展。
駆け足ながら愉しませていただいた館内展示のご紹介。
入口には毎度お馴染み、ジープのグリルを用いた看板。これ以上のアイコンは無い。
ジープ・オーナーではないが、このグリルだけは何時か手に入れたいと思っている。
2
ジープ2台。
向かって左がジープの元祖であるウィリスMB(1943)。第二次世界大戦を舞台とした映画・ドラマの背景には欠かせない、お馴染みの車輌。
左側はマイナーチェンジが加えられたウィリスM38(1951)。朝鮮戦争当時の最新鋭車で、冷戦時代初~中期に共産圏諸国の部隊と対峙した車輌。
3
会場遠景。キューベルワーゲンとジープ。奥にはディフェンダーも見える。
キューベルワーゲン(1943)は、ジープと同じく第二次世界大戦当時のヨーロッパ戦線の場面には欠かせない車輌。奇しくもウィリスMBと同じ年の製造。
青いジープはウィリスCJ-3A(1951)で、民生用に生産されたジープとしては最初期の部類に入る。
その奥のジープは、そのCJ-3Aを三菱がライセンス生産した三菱VJ-3B。そのままコピーしたからか、発注主体が米政府(後に自衛隊へ供与)だったからか、左ハンドル仕様となっている。
4
みん友hazimexさんご提供の貴重なコレクション、戦車クローラ。
手前は中型Ⅲ戦車(1937)。奥は大型Ⅳ号戦車・ティーガーⅠ(1942)。クローラ幅の差が火力の差に直結している。
複雑な造形、頑丈さを裏打ちする重量、そして何より芳醇なストーリー性がコレクションとしての価値を高める。
私も古レールや古民具(鉞・鳶)など、鉄製品のコレクションをしているが、クローラは思いつかなかった。
機会があったら、バックホウやブルドーザのクローラでも手に入れたいと思ってしまった。
5
子ども用の乗用遊具。
本来はコインを投入して一定時間動くお馴染みの遊具だが、展示者のご厚意でスイッチを入れれば動くようにしていただいている。
現在生産されている遊具からすると小ぶりだが、次男にはちょうどいいサイズ。
次男としてはこのアトラクションが最もお気に入りだったようだ。
6
やはり長男が乗ると、足が窮屈な感じ。
とはいえまだまだ子どもなので、次男以上に愉しませてもらっていた。
搭乗する部分だけでも味のあるオブジェになりそうだが、それにしても個人でコレクションするにはやはり大きい。
完動品で残っていること、そのものが奇跡なのかもしれない。
7
再び、展示の目玉、ウィリスM38に戻り記念撮影。
子どもたちは、フロントウインドウを倒した「お弁当箱」状態のジープが好きなようだ。
街中には居ない特異な形状も然ることながら、子どもでも想像し得る解放感や、走行時の爽快感、そしてジープが保持し続ける高い記号性が、我が子たちの記憶に刻まれていることだろう。
タグ
関連コンテンツ( クローラ の関連コンテンツ )
関連リンク
おすすめアイテム
[PR]Yahoo!ショッピング