2013年06月21日
燃焼点火考察
PAS: 1 1/2
低速でも濃いめ
PAS: 1 3/4
濃いめだが良し、コーナー出口のアクセルON時に薄い
PAS: 2 (街乗り用)
トルク感やや薄
PAS: 2 1/4
トルク感激薄、点火に難あり
PAS: 2 1/8
トルク感激薄、点火に難なし
薄すぎて点火に問題が出るのは何故だろう?
そもそも、完全燃焼とは?
高出力燃料濃いめで出力が高くなるのは?
やっぱり基本は
PV=nRT
熱力学的には、PVがその気体が持つエネルギー量に相当する
空気多め、燃料少なめの 14.7:1 とかでは
分子量n が少なめ、けれども温度T が高い
出力が高くなる濃いめでは、
分子量n が多くなるけれども、燃焼が不完全なので温度T が低くなる
少ない燃料g で多くのエネルギーを得ようとするならば
当然、完全燃焼を狙うようになるわけだ
あとは、燃焼の環境
主には点火時の混合気の温度、密度が関連すると私はみている
自動車のエンジンでは、
密度が低いほど、燃焼が遅いようだ
実際、NAにしろターボにしろ高負荷ほど点火時期は遅い
点火の善し悪しについては、
供給ガソリン温度は高い方が良いようである
エンジンに密接しているインジェクターに対して
遮熱板を設置したらパワーが少し落ちた、なんてことがあった
気化しにくくなったのであろう
点火のためには、混合気の温度が高い方が良いか低い方が良いかはわからない
ただし、温度が高ければノッキングは起きやすくなる
話を戻して、薄すぎると点火が悪くなるのはなぜか?
こんな動画を見つけた
http://www.youtube.com/watch?v=UvmBLqjaZxY&feature=youtu.be
混合気を吸い込んでいる時は霧状で、
ピストン上昇の断熱圧縮による温度上昇で気化しているようである
そして、燃え残ったガソリンがいつまでも赤くまたたいている
なるほどなるほど、低負荷では点火時期が早いわけだ
こんなふうにいつまでも燃えているなら
早めに着火しなければいけないこともうなずける
これは、もしかして、ある程度負荷がかかっていた方が
良い燃焼をしてくれるのか?
燃焼室やピストンに付着しているカーボンにガソリンがしみ込まないよう
エンジンは高温な方が良いのか?
これはまた今後考察しよう
最後に気になったのだが、
「e-manage」というシロモノがある
私も today で使っている
注意することは、「インジェクター補正」
インジェクター補正はエアフロ補正として反映されます
つまり、インジェクターを大きくしたときには
本当は高負荷でノーマルならいっぱいいっぱいな時に、
e-manageさんは大きなインジェクターに対して
「まだまだ中負荷だから〜 あんまりがんばらなくてもいいよ〜」
と指令します
これが点火時期にも反映されます
「まだまだ中負荷だから〜 『点火時期は早め』でいいよ〜」
その結果としての、ノッキング
インジェクター補正をする際には点火時期のセッティングもお忘れなく
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Posted at
2013/06/21 10:01:43
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