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2021年02月02日

ザ・スーパースター

ザ・スーパースター いつもブログをご覧いただきありがとうございます。


前回ブログ

前回ブログは910型ブルーバードの話でしてコメントも頂いたのですが、先代の810型に関するコメントも頂きまして私自身は少々の驚きと変な嬉しさが混じった感覚であります(^^)

不人気のレッテルが貼られた810型ブルーバードも忘れられた存在ではなかったのかなと(笑)
(810型ブルーバードについてもブログアップしてみたいですね。まっ、しばらく先になりそうですが…)



ライバルであるトヨタ/コロナをはじめ他社のライバルを圧倒するほど人気を持っていた日産/910型ブルーバード。

節分の時期ということで鬼退治って感じで、コロナウイルス退治には910ブルーバードと思い(笑)、今回もその910型ブルーバードの話です。
前回ブログの続きになります。

 

 

<解説>
910型ブルーバードが登場したのは80年代の幕開けを控えた1979年(昭和54年)11月。
3年4か月と短命に終わった先代モデル810型から一転、フルモデルチェンジを受け6代目910型に移行した。


直線基調のシンプル&クリーンなスタイル、優れたトータルバランス、当時の流行に乗ったターボ車の追加設定などにより、すべてを一新したこの910型ブルーバードは登場と同時に人気を呼び、名車といわれた3代目510型ブルーバード以来の大ヒットとなった。


歌手/沢田研二氏をイメージキャラクターに迎え、「ザ・スーパースター」、「ブルーバード、お前の時代だ。」というキャッチコピーも大好評。

"910ブルーバード前期CM" を YouTube で見る




1982年(昭和57年)2月まで27ヶ月連続して、1600cc~2000ccクラスの小型車市場で月間登録台数第1位という驚異的なセールスを記録した。

★910ブルーバード 月間登録台数
 (CM動画から確認抜粋)
昭和54年12月 登録台数 15988台
昭和55年01月 登録台数 11295台
昭和55年02月 登録台数 15778台
昭和55年03月 登録台数 26427台
昭和55年04月 登録台数 14447台
昭和55年05月 登録台数 15637台
昭和55年06月 登録台数 16933台
昭和55年07月 登録台数 21898台
昭和55年08月 登録台数 10647台
昭和55年09月 登録台数 18204台
昭和55年10月 登録台数 13209台
昭和55年11月 登録台数 18083台

ホント人気がありましたね〜(^^)

______________________

〜【910型:モデル改暦】〜

○1979年11月 - 発売。
○1979年12月 - バンとワゴン(名称はADワゴン 1800GS / GL)を追加発売。
○1980年3月
 - 1800EGIターボ(Z18ET型 135馬力)、
セダン2000ディーゼル(LD20型 65馬力)を追加。
○1980年10月 - 1800 SSSターボとセダン1600GL / GFにAT車追加。
○1981年1月 - 2000 キャブレター仕様(110馬力)の2000 GL / GF / SSS-Lを追加。

○1982年1月 - マイナーチェンジ。内外装変更。
同クラス初のピラーレスの4ドアハードトップモデルを追加。
2ドアハードトップは1800ターボSSS / ターボSSS-Sの2グレードに整理。
セダンに2000ターボディーゼル(LD20-T型 81馬力)を追加。
○1982年10月 - 一部改良。
自然吸気の1600 / 1800ccガソリンエンジンをCA16、CA18 / CA18E型に変更。
ターボ車は4速AT化。
○1983年3月 - スーパーエクストラシリーズ発売。
○1983年10月 - 営業車モデル(タクシー、教習車)を除き販売終了。
 ______________________

 
前置きはこのくらいにして、
今回はカタログの紹介をします。

 

○昭和56年(1981年)4月発行版カタログ表紙

 

○突きぬけてゆく
(写真はセダンターボSSS-S)

‘79年12月には第4回クルマ大賞を受賞
 (ピットイン誌主催)
‘80年12月には第18回国産乗用車人気投票第一位
 (月刊自家用車主催)

連続16ヶ月(‘79.12〜‘81.3まで)にわたって小型車市場(1600〜2000ccクラス)で月間登録台数No.1を記録
(自販連調べ)

 
SSSターボ
出力の大幅な向上と同時に、社会的な要請である低燃費と低騒音、排ガスのクリーン化を実現した全く新しいタイプのターボエンジンです。

⇒低燃費や排ガスのクリーン化を追求している点は、40年前も現代も変わらない不変的なものか。

 


○ 『シンプル&クリーン』
のびやかな線とシャープな面が強調された端正なウェッジ・シェイプ。

 

○『クリーン&パッショネイト』
精悍なリヤクォーターパネル、斬新なクリスタルカットのリヤウィンドウ。



○見る・知る・操るという全ての機能が高密度に、そして明快に準備された知的なドライバーズゾーン。

 

○静かさとゆとりの融合。
『コンフォータブル・スペース』
室内長1810㎜(従来より+20㎜)
室内幅1385㎜(従来より+45㎜)


■バリエーション紹介(セダン)












■バリエーション紹介(ハードトップ)





■バリエーション紹介(ワゴン)



 



○メカニズム紹介

第1は「ハイキャスター・ゼロスクラブ・サスペンション」の採用
第2は「ラック&ピニオン式ステアリング」
第3は前輪に「ベンチレーテッドディスクブレーキ」を採用
第4は「パワー&セーブ」のターボ、LD20ディーゼル、Zエンジンなど省資源かつ高性能なエンジン群

“ブルーバード・スピリット”とは「つねに先進的なクルマであること。そして、最高水準のメカニズムをもつこと」

「走る」というクルマの永遠の命題に対して、つねに最高度の技術とメカニズムで応えることともいえるでしょう。

 


○ブレーキ&エンジン紹介
前輪に「ベンチレーテッドディスクブレーキ」を全グレード採用。

「パワー&セーブ」をめざし省資源時代に応えた7タイプの高性能エンジン
・1600cc Z16型(95PS)
・1800cc Z18型(105PS) , Z18E(115PS)
・2000cc Z20型(110PS) , Z20E(120PS)
・1800EGIターボ (Z18ET型 135PS)
・2000ディーゼル(LD20型 65PS)

 

○室内空間

 



○装備紹介



○装備一覧表

 

○主要諸元表
 
【参考】
ブルーバード・セダンターボ・SSS
全長×全幅×全高 : 4510×1655×1385mm
ホイールベース : 2525mm
車両重量 : 1100kg
エンジン : 直4OHCターボ 1770cc 135PS
 ______________________

 

新しい時代が求めるクルマ像を、
バランスよく、高度なレベルで定着させたブルーバード。
まさしく時代をリードするヒーローの登場ともいえるでしょう。

⇒新しい時代が求めるクルマ像。
現代だと、どんなクルマなのだろうか?



「80年代を代表する高性能、高品質の本格乗用車」を目指した910型ブルーバード。
最後にそのCMをどうぞ。

"1981 NISSAN BLUEBIRD Ad (HD)" を YouTube で見る


 

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Posted at 2021/02/02 23:41:18

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この記事へのコメント

2021年2月3日 5:35
沢田研二氏ですね
コメントへの返答
2021年2月3日 7:35
おはようございます。
はじめまして。

コメントありがとうございますm(__)m
イメージキャラクターはジュリーこと沢田研二でしたね♪ スーパースターのイメージにもピッタリ!
( ・∇・)
2021年2月3日 12:50
こんにちは。
910は正に80年代の510って感じですね。

直線基調のデザイン。
ターボを初め、数々の先進技術を搭載。
このあたりはスペックにも表れているので、非常にいいクルマ感が明快です。

ただ気になる事は・・・
旧車イベントで、ほとんど見た事がありません。
これだけの名車なのに、大ヒットしたのに・・です。
大ヒットしたクルマって、どうも残りにくいみたいです。
スカイラインも、爆発的にヒットしたケンメリは、残存率が低いそうです。
なんか数が多いと、消費されちゃうんでしょうかね。

コメントへの返答
2021年2月3日 19:58
こんばんは。
コメントありがとうございます。

シンプルなデザインだけでなく、最先端の技術や先進装備の採用、キャリーオーバーではなく新しい魅力的なメカニズムなどが510と910の共通点かと思います。U12も当てはまりそうですね。

910は旧車イベントで見掛ける機会は確かに少ないかもしれませんね。
ブルーバードだと510が多いですし、箱スカ、ケンメリなどスカイラインのほうが見掛ける気がします。

学生時代にGSバイトしていたのですが、昭和63年~平成元年頃(バブル期)に910からU12ブルーバードやC33ローレル、初代セフィーロあたりに乗り換えたお客様もいた記憶があります。そのあたりと910残存数に関連があるのでしょうかね。
2021年2月6日 4:28
こんばんは^ ^
カタログの表紙、ジュリーの脚が長い!

「つねに先進的なクルマであること。そして、最高水準のメカニズムをもつこと」がブルーバード・スピリットとありましたが、これってスカイラインにも通じるものがある様に感じました。(かの桜井眞一郎氏も同じ様な事を仰っていた記憶があります。)

「走る」「曲がる」「止まる」が充分でないクルマもあったであろうこの時代、3つの要件を満たした基本性能の高いクルマが当時の「先進的なクルマ」だったんでしょうね。これからは、「ステアリングから手を離したりアクセルやブレーキ操作をクルマ任せにしても(操作する人間の意思を超えて)安全に目的地に到着する」みたいなクルマがそれに当たるんでしょうね。少々寂しい気もしますが^_^;
コメントへの返答
2021年2月6日 14:00
こんにちは。
コメントありがとうございます
m(__)m
お待ちしておりました(^_^ゞ
確かにジュリーの脚は長いですね!
910にも通じるスタイルの良さ(笑)

クルマの永遠のテーマである「走り」に対して「つねに先進的なクルマであること。そして、最高水準のメカニズムをもつこと」で応えること、的なことが記されていますね。
…歴代スカイラインの開発では技術者/桜井さんも同様の思想でしたでしょうね。
スカイラインの哲学は「走りがいいこと」「ドライバーの感覚に忠実なクルマ」という話を聞いたことがあります。根底には『走り』が共通しますね。

「走る」「曲がる」「止まる」=クルマの基本性能を備えているのはもちろん、排出ガス規制やオイルショックによる省エネ省資源に応えつつ、高いエンジン性能や低燃費を満たし、エレクトロニクス装備を積極的に盛り込んだクルマが「先進的なクルマ」だったのでしょうね。

これからは、「操る」ことは自動運転機能があるクルマにお任せで、
「安全に目的地に送迎してくれる」
「走る・曲がる・止まるは全て自動運転」
「動力源はモーターで、電気制御・自動制御」
「エンジンは無いので石油燃料は燃やさないし排気ガスは出ない。人にも地球にもやさしい」
…こんな感じなんでしょうか。
味気ないと言いますか、ちょっと寂しい感じもしますね。。。

プロフィール

「愛車と出会って15年! http://cvw.jp/b/1108090/48547032/
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