2009年07月05日
運転免許再取得記 その8 1年ぶりの運転
2009/7/4
仮免の技能試験受検に先立ち、運転をチェックしてもらうため自動車教習所のペーパードライバー講習に申し込んでいたが、いよいよ、その日が来た。車の運転自体は約1年ぶりなのである。
時間が来ると指定された31号車に乗り、シートなどの調整などをして教官を待つ。教習所で補助ブレーキ付きの車に乗るのは実に35年ぶりである。初めて自動車に乗るときの緊張感と懐かしさを感じているうちにベテラン教官が助手席に乗ってきて、路上ですかと聞く。ペーパードライバー教習コースなので無理もない。教官に事情を話し仮免合格のために注意しなければならないこと等、コツを教えてほしいと伝え、教習が始まった。
ダメなところは山ほど指摘された。左折で左側への寄せが少ない(左を開けすぎる)、一時停止がきちんと出来ていない、キープレフトができていない、目視による安全確認ができていない等などである。
教官が模範運転を見せてくれた後、仮免コースを走って採点してくれたが、結果は何と70点以上だった。
70点以上は合格であるが、減点が70点以上なので、楽勝で不合格である。発車してすぐ周回道路に入る時に左後方の目視による安全確認をしなかった(10点)、一時停止不十分(20点か中止)などの積み重ねの結果である。本番の試験では減点が30点に達した段階で中止であるので、計算上コースの3分の1も行かない時点で中止である。
教官からは,試験は車をスムーズに運転しているかどうかではなく、交通法規通りにきちんと安全運転しているかどうかを見ており、今の運転では絶対受からないとはっきりと言われてしまったのである。さらに試験はどこで受けるのか聞かれ千葉だと答えると、千葉は特に飛び入りは難しい(原付き免許でさえ合格率は10%しかないそうなのだ)ので、(最初から)教習所に通った方がいいかも知れないとまで言われてしまったのだ。
2009/7/5
運転2日目である。安全確認の首振りなどをイメージトレーニングをして臨んだ。
前日の教官と異なり、ひたすら仮免コースを運転した。細かい指摘はないし、点数を付けてどこで減点があったかも詳しい説明がないまま終わってしまった。
こちらから聞くと自己流の運転になっていて基本が出来ていないと言われ、それは具体的にどこかと聞くと、いろいろあるが例えば肘掛(運転席ドア側)に肘をかけて運転しているのがダメだといわれた。確かにその通りである。長距離運転には疲れなくていいが、試験では御法度だろう。2日目の運転で狭いコースをぐるぐる回っているうちに普段の癖が出てきてしまっていた。
「無くて七癖」である。
技能試験では、求められている動作を確実に演技(表現)しなければ受からないことを思い知ったのである。
正にスキーの準指検定と同じく前途多難である。
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Posted at
2009/07/05 16:27:33
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