ステアリングヒーターに換装(前編)
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ステアリングヒーターを後付けしちゃいました(´>∀<`)ゝ
シートヒーターの付いた車には今まで乗ったことがなく、G31に乗り換えたことで初めて体験したのですが、これがまた予想以上に重宝しており、冬の時期は通勤で毎日自動起動させております。
しかし、体は暖かくなってもステアリングを握っていると手が冷たくて、ここにもヒーター付いてればもっと快適になるのになぁ...と欲が出てきてしまいました(*^^*)
海外に手配していた部品もやっと届いて必要なものも揃ったことですので、いよいよ取付け決行です!
なんとか今シーズン中に間に合いました(^_^;)
2
ヒーター内蔵のステアリングは高額なので当初は躊躇していましたが、どうせなら今シーズンには欲しいなと思い昨年秋頃から物色していました。
「ヒーター」「タッチセンサー」「バイブレーション」とフル装備の条件では手頃な完成品の中古が簡単には見つからず、あっても状態が悪いのに高額だったり日本へは送れなかったりと難しい状況でしたので、諦めて途中から個別に部品を調達して組み立てる方向へ進路変更(^_^;)
eBayやヤフオクで探しまわり3ヶ月くらい時間が掛かってしまいましたが、結果的には新品に近い状態の美品を思いのほか安く揃えることが出来ました(*^^*)
用意したパーツ
32308000816
Mスポーツ ステアリング レザー
(タッチセンサー・ヒーター付き)
32307856291
ステアリング ホイール化粧トリム カバー
(ヒーターボタンの穴有)
61318008626
ステアリング ホイール ヒーター ボタン
61317857778
ステアリング エレクトリック ユニット
(ヒーター・バイブレーション付き)
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既存のステアリングを外すのにエアバッグも外すので、まずはお約束のバッテリーマイナス端子を外すところから(・ω・)ゞ
ネット上ではバッテリー繋いだままでもいけるような投稿も見かけましたが、なにかあってからでは遅いので、ここは安全第一で素直に外しておきましょう♪
普通に10mmのソケットでOKです。
4
ステアリング下部左右にある目隠しされた穴に棒状のものを突っ込み、エアバッグのロックを外していきます。
穴の位置はよく見れば少し凹んでいて切れ込みが入ってますのですぐにわかります。
自分はあまり穴を広げたくなかったのでヘクスレンチT20を使いましたが、慣れないとスプリングにあてにくいので、もう少し太いT25の方がやりやすいかも・・・探りながら強く押し込むのですが、おそらく最初の難関になると思います(^_^;)
エアバッグはE60やE90で何度も脱着してましたので、すんなり外せました。
BMWは昔からずっとここの構造変わってませんね(^^)
穴が空いても後で内側から押し出して目立たなく出来ますよ♪
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左右片側づつロックを外しエアバッグが外れたところ。
コネクター上部のツメを押し込みながらケーブルを外して分離します。
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エアバッグのとなりのコントロールケーブルと右下の電源ケーブルのコネクターは、上部の隙間にマイナスの精密ドライバーを差し込んでスキマをつくると簡単に外れます。
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次なる難関(^^)
いよいよセンターのボルトを外すのですが、かなりきつく締められておりビクともしません(^_^;)
ステアリングもいっしょに動いてしまうので回らないようしっかり押さえながら、相当なパワーが必要になります(・∀・)ゞ
大型のラチェットかインパクトのような電動工具があると良いかもしれませんね。
しかも普段あまり使わない16mmのソケットも必要になります。
※締付けトルク 62.5Nm みたいです(;´・ω・)ウーン・・・
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ステアリングが外せたら屋内に持ち込み分解して移植に必要な部品を取り外していきます。
完成品のステアリングならこのあと取付けていくだけなのですけど、安く仕上げるための手間なので仕方ないですね( ˇωˇ )
まずはパドルシフトから。
青いコネクターを引き出し、その奥にあるT20の固定ネジ1本を外すとうしろにポロッと外れます。
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裏面のパドルを外したらその中にあるネジ左右と下部のネジ合計3本を抜きます。
ステアリングの組み立てに使われてるネジは全てT20なので分かりやすですね♪
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トリムカバーを分離するため上部の勘合を外します。
精密ドライバーでコジってツメを外しますが割れやすいので要注意!
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トリムカバーを勘合のある上部から少しづつ浮かせて分離。
スイッチボタンのある左右どちらかが引き抜けるとあとは簡単に外れます。
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アッパーカバーも取り外し。
上部4ヶ所のネジで止まっており、ケーブルの押さえも兼ねてます。ここもT20。
M5に付いてる赤いM1・M2スイッチはここに付くので、後付けするならこのカバーも交換になりますね(* 'ᵕ' )☆
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エレクトリックユニットも外します。
この部品をヒーターとボタンのケーブルが付いたものに交換するわけですね\( 'ω')/
このユニットは3種類存在し違いは次の通り!
61317857776
バイブレーションのみ(元々付いてるもの)
61317857777
ヒーターのみでバイブレーションなし
61317857778
バイブ+ヒーターの両方付き(今回これが必要)
それぞれ出口側のケーブル本数が違います。
各配線類の取り回しが複雑なので、こまめにいろんな角度から写真を撮っておくと組み立て時に役に立ちますよ(^-^)
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アース端子もロックのツメを押し込んで外します。
右側に写っている基板の付いた白いプラスチックのかたまりがバイブレーションジェネレーターで
す。これも外して移植します。
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通常ならヒーターボタンの穴が空いたトリムカバーをまるごと交換するのですが、私が用意したのは上貼りの革も破れプラスチックのフレームも割れたジャンク品から、このシルバーメッキのプレート部分のみ摘出したものですので、裏面6ヶ所の溶着部を削って分離し、貼り替えて移植改造しました。
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新しいプレートの取付け。
裏からハンダごてとかで溶かし溶着しようかとも思いましたが、それほど強度も必要なさそうなので足付け部のメッキを少し削ってABS用の接着剤で固定しました。
剥げて浮いてくるようなら溶着しようかな(^_^;)
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全ての部品を移植して組み立て完了( ̄^ ̄)ゞ
まるで新品のようにキレイなステアリングが出来上がりました♪
ちょうど写真にも写ってますが、元々のステアリングには革が波打って凸凹したところがあり少し気になっていたので、これもまるごと一新できて一石二鳥\(^o^)/
あとは取り付けてコーディングで使えるようにするだけですが、長くなりましたので次回(後編)に続きます(`・ω・´)ゞ
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