【リンク:ホンダ・グレイス】
この車を語るのに、(そんな大げさな話ではないが)
どうしても
フィットHVのi-DCDの問題が持ち上がってくるのだけれど、
もうそれは周知の事実だろうしとやかく言わない。
今、i-DCD搭載の車を選ぶユーザーは、納得の上で選ぶんだろうから。
グレイスを名乗るこの車、東南アジア他で”シティ”として売られている車である。
かの地で人気のエントリーセダンに”ご自慢の”i-DCDを組み込んだもの。
デザインは結構好き。
よく言えばスマート。悪く言えば古臭い。
パッと見て浮かんだのがちょっと前のアコード。これ好きだったんだよなぁ。

By Zynos958 (投稿者自身による作品) [
CC-BY-SA-3.0],
via Wikimedia Commons
最近個性が強けりゃいい車!見たいな風潮が世界的にあるから、
こういうシュッとしてるけど目立たない車もイイもんだね。
控えめな(?)モデューロ仕様も悪くない(安っぽいメッキ部品除く)
【リンク:レスポンス・グレイスモデューロ仕様】
個人的にはこの無限仕様がツボ。ホイールは好みじゃないけど。
【リンク:レスポンス・グレイス無限仕様】
グレードは3つ。→
【リンク:グレイスグレード別装備表】
DX:195万円 EX:204万円 LX:221万円
ふふっ、グレードの名称まで懐かしい。DX!ADバンくらいしか聞かないぞ?
で、ホンダ自ら”上質なHVセダン”という触れ込みで、
「ライバルはカローラHVより格上のプリウス!」と謳うとおり、
ベースのDXでも十二分の装備が奢られる。
性能はともかく、自動ブレーキのパッケージもOPで装着できる。
・・・でもねぇ。やっぱりライバルはカローラHVだよ。超保守的なところも含めて。
プリウスのような”唯一無二”さは微塵も感じられないもの。
で、ここで苦言を一つ。
外装色がDXだと白・黒・銀しか選べない。
・・・あのねぇ、
ミラバンじゃねーんだからさぁ・・・200万する車でそりゃねーだろ。
それがホンダ流の”上質”ってやつですか、そーですか。
そういうしょーも無いコストダウン、ユーザーはちゃんとお見通しですからね。
内装は皆さんご承知の通りフィットHVとほぼ同じ。
華はないけれど、私的には結構好きなデザイン。
フィットとの最大の違いはやはり荷室と車内が別であるということ。
使い勝手はハッチバックのフィットに劣るだろうが、
ここはセダンならではの利点だろう。
小型セダンにありがちな”寸詰まり感”があまり無いのもグレイスの利点。
フィットアリアの頃からホンダはこういうの上手いよね。
リコールやタカタのエアバッグ問題で旗色の悪い昨今のホンダ。
それでも新車攻勢を緩めないやり方にはどうやっても賛同できないが、
ま、企業としては仕方ないことなのかもね。うん、そうだろうね。
個人的には話題の(?)シビックRよりも、
コイツに2Lターボ+4WDぶち込んで、モンスターを作って欲しいなぁ。
ま、そういう時代じゃないしね・・・。そういう車の聖地である欧州では、
やっぱりハッチバックが強いもの・・・。
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Posted at
2014/12/01 20:43:52