素人写真で見る近鉄奈良線車両・特急車編。
近鉄電車と言えば、路線隅々まで張り巡らされた特急網。
最近では大阪・京都・名古屋~伊勢間を結ぶ観光特急・
『しまかぜ』が有名。
コレも写真撮りに行きたいなぁ・・・。でもチャンスほぼ一発だもんなぁ・・・。
他にも難波~名古屋をほぼノンストップで結ぶ
アーバンライナーなど、
どうしても
花形・名阪特急に目が行きがちなのだけれど、
奈良・京都・大阪という観光地を抱える奈良・京都・橿原線にも、
なかなかどうして見ごたえのある仲間たちが活躍しているのだ。
・12200系(スナックカー)
1970年代製造ながら、未だ近鉄特急の最大勢力を誇る形式。
大阪万博とそれに伴う伊勢観光の集客の為、大量増備された。
登場時はスナックカーと呼ばれ、その由来となる軽食コーナーを設置していたが、
初期車のみでその後の製造車両からは一般的な車内設備となる。
その後の近鉄特急車のスタンダードとなった、まさに近鉄特急のエポックメーカー。
私の世代からすれば、近鉄特急と言えばコレとビスタカー(後述)だった。
車体更新や改良されているとはいえ、流石に40年選手、けっこうボ・・・ゲフンゲフン
・12400系(サニーカー)
二連大型パンタグラフが勇ましい。
扱いとしては上述12200系の増備車、というもの。
この代から車体の塗りわけを変更、後のスタンダードとなる。
12200系とそこまで車体デザインは変わらない(というか殆どない)のに、
こちらの方が精悍な顔つきに見えるのは塗りわけの所為だろうか?
ちなみに『サニー』とつくからといって日産とは一切関係ない。
もちろん元気印の大阪娘・日野あかねちゃんとも。
・12410系
標識灯&尾灯(前面下の複合ライト)が30000系ビスタカー(後述)と共通となる。
登場時は名阪特急として運用されたが、21000系アーバンライナーの登場により、
転属して主に奈良線で運用されている。
『ビスタカーの顔した普通の特急』と、私の子供心に異端児として刻まれていた。
ちなみにこの世代の集大成として12600系という形式が製造され、
京都線の旧型特急車を置き換える目的で配置されたのに、
そいつは何故か名古屋に転属、というナゾの入れ替え。
あっ、この瞬間が、近鉄車だね。(最近マイブームだったりする)
・30000系(ビスタカー)
アーバンライナー(後述)やしまかぜが登場しても、
やはり
近鉄特急の花形といえば、この二階建て車両。
リニューアル改造され、今はビスタEX(エクス)を名乗る。
顔こそ近鉄特急一般車と同じなれど、側面のV字デザインに二階建て車両、
そのインパクトは今だに衰えていない(と思う)
アーバンライナーや各汎用特急車には乗ったことがあるのだけれど、
コイツの二階建て車両には乗ったことがない。
京阪の二階建て特急には乗ったことがあるんだけどね・・・。
・21000系(アーバンライナーplus)
見てください、このかっこいいボディーー!!(ビューティーこくぶ風)
きれいな顔してるだろ。26歳なんだぜ。それ。
名実共に近鉄特急の顔である、アーバンライナー。
登場時は沿線住民その他はそらもうぶったまげたもんでした、ハイ。
近鉄特急=箱型オレンジ だったのに、いきなりコレですもん。
ビスタカーもいいけど、うーん、やっぱりコイツが一番好きだ。
後継となる21020系(アーバンライナーネクスト)が登場しても色あせない。
リニューアル工事が施され、plus(プラス)のサブネームが与えられた。
基本名阪特急として運用されているが、このように難波への送り込みをかねて、
早朝に奈良~難波間の特急として運用に入る。
今朝5:30に起きて飯も食わずに撮りに行ってきました。アホだな私・・・。
・23000系(伊勢志摩ライナー)
志摩スペイン村開業に合わせ、伊勢と各主要都市を結ぶリゾート特急としてデビュー。
21000系アーバンライナーのデザインを踏襲しつつ、
メカニズム的には下記22000系ACEをベースとしている。
リニューアル工事が実施され、いくつかの編成は画像のような黄色ではなく、
赤色に塗られ
「伊勢海老ライナー」と呼ばれているとかいないとか。
上記のように京都~伊勢、という運用が奈良線近辺では主であるが、
写真の如く、合間合間に奈良~難波間の特急としても運用される。
テーマパーク・・・リゾート特急・・・長崎・・・うっ、頭が・・・。
・22000系(ACE)
これまでの車両を刷新すべく、新世代の汎用特急車として登場。
VVVFインバータ・ボルスタレス台車などを近鉄特急車として初めて採用した。
オレンジと紺のカラーリングはそのままに、(若干色見は違うらしい)
次世代車両と一目でわかるクリーン&スマートなデザイン。
「ム゛ィイイイイイ~~ン」という不思議なインバータ音、
耳をつんざくディスクブレーキの鳴きなど、とっても個性的な車両。
何気に20年選手だったりする。そりゃ年もとるわな、私・・・。
・22600系(Ace)
誰が呼んだかスズメバチ。上手いことを言う。
22000系の後継車両としてデビュー。増備を進めて上記12200系を置き換える予定。
しかしこのご時勢、そうすんなりと進むとは思えないなぁ・・・。
数編成は阪神直通対応化工事を施され、既に臨時列車ながら
神戸三宮~伊勢の運用を果たしている。
将来的には姫路~伊勢志摩という観光特急としての運用を目論んでいるとか。
まさかこんな時代が来るとは夢にも思わなかった。おじさんビックリだよ。
以上が奈良線近辺で見られる近鉄特急車である。
どう?地方私鉄にしては結構なもんでしょう?
近鉄特急で、奈良に遊びにきてね!(特急料金かかるけど)
【オ マ ケ】
近鉄奈良線は主要路線であり、(田舎の割に)乗客は多い。
そのため列車は
4~10両編成。(通勤車両は6両~)
途中枝分かれする京都線は
4~6両編成。
ところが・・・。
2・・・2両て・・・(涙)
これには訳があり、2両で運行するのは『大和西大寺~(新大宮)~奈良』間の三駅。
途中の大和西大寺駅で
京都~橿原間の特急と分割・連結するわけですな。
つまりは京都線内では
4(京橿)+2(京奈)=6両として運行する。
これぞ近鉄クオリティ。2両のぶつ切り編成が生かされる運用。
ま、南大阪線(大阪阿倍野~橿原、つまり天王寺と奈良県中部を結ぶ路線)では
特急は大体2両編成なんだけれど・・・。
と、何とも寂しい話で〆るのは忍びない。ここは一つ近鉄特急の雄姿を。
か、回送だけど、このあと運用に入るんだからねっ!!