2005年04月07日
ぴかぴかの一年生
今日は私の周辺では入学式のようです。
朝出勤する時間帯には、まっさらの制服姿とこの時ばかりと着飾ったお母さんの達の姿が目立ちました。ようやく桜も春と気が付いたようで彩を与えてくれていました。
みなさん、ご自身の入学式のこと覚えていますか?
私の場合、中学や高校はそれほどでもないんですが、小学の時の方が鮮明なんです。明るい良い天気でした。そして、やはり桜が咲いていましたね。
いつもは海仕事なのでお世辞にも綺麗な恰好をしていなかった母親でしたが、その母の今まで見たことのない姿も印象的でしたし、そういういつもとは違う母親と並んで歩く事が嬉しかったんです。
確か私は、ワイシャツのような白い半そでの服に、サスペンダーでつった黒い半ズボンでした。サスペンダーなんていうものは初めてでしたから、そのつられた感覚の居心地が悪くて・・・
初めて入った校舎の匂いと大きさに圧倒され、見知らぬ友達がたくさん居た教室でなんとなく緊張しました。
その日かなあ、各自に渡された教材が嬉しかったんです。確か青いビニールのソフトケースの中には、大きな時計や、赤色や青色の組み合わせて立体的な物を作るスティック状のブロックおもちゃのようなものが入っていました。
その夜、それらに名前を書いてもらったんですよね。なんだか”自分のもの”っていうあの感覚が嬉しかったですね。
”物を自分で所有する”、”自分で大事に管理しなきゃいけない”っていう、なんて言うんでしょう、大げさに言えば少し大人になった気がしたんですね。
周りから見た私もぴかぴかだったんでしょうが、私から見えた周りもなにもかもがぴかぴかでした。
ブログ一覧 |
五島・やんちゃ期 | 日記
Posted at
2005/04/07 11:48:42
今、あなたにおすすめ