2005年08月12日
高校野球、現在と20年前と、1
やっぱり季節柄、気になってしまうんですね。
そして観戦の楽しみはもちろんですが、実際野球部でしたからその頃との比較をしてしまうんです。当時と較べると変わったことが多少ありますので・・・
試合中、感情を表すことは禁止事項とされていました。ホームランを打って喜びを表したり、コーチャースボックスの子とハイタッチした子が指導を受けたことがありました。子供同士の高校野球、教育の一環ですから「スポーツマンシップに反する侮辱的行為」とみなされていたのです。ですからホームランを打って笑顔は見せても身体で表現する事は許されず、そのままベンチの奥に帰っていたんです。
今は当然のように使っている手袋。練習中含めて試合中も禁止でした。「贅沢品」とみなされていたのです。実際、皮製の手袋、高校生の小遣いには安い品物では有りませんでしたけどね。ですから手にマメを沢山こしらえ、血まみれになって素振りをしていました(当時、すねや肘のプロテクターはありませんでした)。”マメがいくつあるか”というのが勲章だったりしたんですね。
同じく経済的な観点から劣化の激しい木製バットから金属バットに変わって間もない頃でした。そこで池田高校の台頭です。金属バットの効果にいち早く目を付けた蔦監督は筋力アップに目をつけました。畠山や水野の頃の小細工無しに打ちまくる池田高校が猛威を振るう中、全国の高校も追随し筋力トレーニングに励みました。なのでぎこちないムキムキな選手がいっぱいでした。最近はスタイルの良い子が増えましたね。
一時期音が響くバットが流行りました。気持ちいいんですよねあの余韻を残す音。ところが「選手の耳に異常をきたす」という事で禁止に・・・
なんだか、スポ根的要素タンマリですね~
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Posted at
2005/08/12 09:55:27
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