ＦＡ制度

ドラフトの変更に伴いＦＡ制度も見直されてきているようですね。
国内移籍は７年後国外移籍は９年で検討されているようだけれど、国内と国外で差を作ってしばろうとするのもいいけれど、国内の魅力ある球団作りを考えて欲しいな。

戦力が偏り過ぎるのもしらける原因になっていると思う。
贔屓のチームが優勝するのは嬉しいけれど、自分としては贔屓のチームがぶっちぎりで優勝するよりも、毎日順位が入れ替わる激戦を見ている方がきっと楽しいと思う。
自分が近鉄ファンになった頃は西武やオリックスなどと激戦をしていたな。
歴史に残る１０．１９の年や翌年の近鉄が優勝するまでの道のりはしびれまくりだったな。
残り数試合で３チームが優勝する可能性があるという展開は毎日刺激があって楽しかったな。

それに、当時の近鉄の野球が「１０点取られたら１１点取ればいいじゃないか」という豪快な野球が魅力的だった。
メジャーの試合は見た事がないけれど、そういう才能同士のぶつかりをやっているんだろうな。
そういう事が可能なのも自分たちのスタイルをしっかり持って貫いているからでしょうね。
メジャーには日本では考えられないような構えの選手が沢山います。
日本人にありがちな、人と違う人は弾圧するという考え方が個性を無くしていっているの原因だと思う。
有名なところではイチローですよね。
入団した当時の首脳陣からあの打撃フォームを指導しても変えようとしないと言う理由で使おうとしなかったりと。
扱いやすい選手を量産するより、個性を持った選手の方がファンも喜ぶんだけどな。
新庄が良い例ですよね。


今の野球界は経営側の意向が色濃く反映されるため、資金がある球団は現場が不要と思っても、余剰戦力になっても獲得したりもします。
で、力が落ちてきたら変わりをすぐに取ってくる。
そんな球団に獲得される高卒の選手はどういう心境なんでしょうかね。
消耗品のような扱いですよね。
仕事もそうだけれど、お金よりもやり甲斐を得られるのが幸せだな。
今の自分はやり甲斐を感じているのか？
現状に満足した時点で進歩は終わりだな。