REV to FWD(カムシャフト続き)

ワタクシゴトキの偏狭な備忘録を読んで下さる皆様　お久しぶりでございます。

思えば9月の末に起きた『何で新品が曲がってんだよ』事件から、エンジン本体は手付けずで御座いました‥

その後メーカーに問い合わせるも、
『ハイ！それはおかしいね　写真か動画を送ってよ』
と妙にフランクな返事に、ガッツリ逃げ場なしの動画を贈って差し上げた所‥

反応が消えましたw

所詮そんなもんですよ‥海外なんざ(米さんはまだマシ)

試しにプレス掛けてみましたが、こんな曲がりが戻る訳もなく、ソートーな力が掛かって保管されてたのではなひかと‥
(メーカーサイトの工場写真で大量のカムがハダカで綺麗に山積みされており‥下の方はどんな荷重だろうかと)

乗り(載り)かかった船(カム)がチンボツしちまったのを泣いていても、お不動様のお膝元からは離れられないのですわ

痛かった事以外はサックリ忘れて、ポンドが下がったのを見計らい再発注

大分巻戻りましたがリスタートでふ

既視感しかありませんが、失敗ポイントを押さえつつ進みませう

箱出しは曲がりなし(これが当たり前で無い事を学んだですよ)

アルミテープでマスキングして面取り

今回は粗仕上げにゴム砥石なんかも使ってみました。
最後は極小のアフロ君的なスコッチバフです

面取り後
何か前のよりフェイスの切削痕が深いんですよね(品質管理の問題なのか‥)

ジャーナルはソコソコの仕上げなのでワザと？油保持の為とか？

後日仕事で、我が業界では珍し目のOHCディーゼルのカムを見てシミジミ‥

何で1500しか回んないディーゼルのカムの方がレベチで綺麗なんだよ‥

キャストは荒いし仕上げも荒い
ニューマンも決して良いカムではないですね

文句を垂れつつラッピング完了
(はたしてどれ程の意味があるのか‥)

この剥き出しの素材感はマテリアルフェチっ気のあるワシには堪らないのですが、肝心なのは中身

面取りとの境界面は綺麗になってますが
切削痕はまだクッキリ
念のため曲がり計測をするも勿論変化はなし

これをまたエヌ・イー殿に修行に出すのでした

そして本日無事に帰還
早速簡易ですが箱出しで曲がり計測
ブロックにウェスをひいてるのは精度より傷防止を重視のためどす

勿論曲がりなし

結論『やっぱし前回は不良品』

ハイパーモリショット後

いゃあーこれなんですわ(惚れるわー)

ま使えば表面のは削れるんですが、やっとこさ巻き戻しからスタートラインに戻った気分です

グレートリバースwの後もただただ悲しみに暮れていた訳もなく
オクで予備のヘッドを入手したり
(この四畳半にCVHヘッドだけでも4基　‥アホ)

勢いで組んだ軽量フライホイールの簡易バランス治具を拵えたり

イマイチ気に入ってなかったブロックの塗装を変える妄想をしたり

全国ミーティングに出たくて見て見ぬふりをしたクランクリヤシールの漏れを新品取り寄せたり‥

手が寂しくてエキマニ磨いたり

気になったときに直ぐエンジンが降ろせる様に、コンクリ流して半常設の門型を設置したりと、何やかんやタダでは起きないアテクシ

さて週末一気に！と行きたい所ですが‥

珍しく流行に乗ってしまい強制休暇で軟禁状態なのでしたorz