ストップランプをLEDに変更

以前お邪魔したポルシェ整備の師匠のお店でこんなお言葉を賜っていたのを思い出した。

「熱害でテールが溶けちゃわないうちに対策したほうがいいよん」

解するところつまり、古い車でフィラメント電球の発光熱（高温）にさらされ続けたプラスチック部品は脆く熱に弱くなり、やがて溶けて使えなくなるということか。

現況を確認したところ、電球が黒ずんでなんだか怪しい。うちの子はティプトロ（オートマ車）なので、M/T車よりもブレーキを踏む頻度がおそらく高い。
ということは、それだけ熱害を受ける頻度も高いということ。

転ばぬ先に、フィラメント電球をLED化することにしましょ。

今回準備したのはこれ。Amazon購入の中華製。

実はこの製品に至るまで、３回の返品と購入を繰り返しました。

最初に買ったのは６個入りで確か1,000円程度のもの。全く発光せず返品。
２回目はちょっと奮発して２個1,500円程度のもの。しかしこれも不発光で返品。
３度目の正直はレビューを熟読して評判の良さそうで、ある程度のお値段（と言っても2,000円ほど）のものを選択。

梱包も前２回のものより丁寧でしっかりしてました。教訓として、あまりにも安価なものはやめたほうがいいかと。

ちなみに986ボクスターのブレーキランプの規格はBA15S(P21W)
BA:電球口金のピンが平行
15S:口金径15mmのシングル球

日本照明工業会さんよりPDFが公開されておりますのでご参照までに。（PDFの12ページから電球規格の解説がございます）
https://www.jlma.or.jp/tisiki/pdf/guide_car.pdf

装着するとこんな感じで、電球よりもちょっと背が高いのが気になりますが
ランプユニットに装着しても、レンズに当たるようなこともなく、無加工でスムーズに装着できました。

今回は無事に点灯。
向かって左がLEDで右がオリジナルの電球。
写真ではほとんど光量差も色の違いもありませんでした。別に爆光を求めていたわけではありませんし、できればこのまま車検に通したいのでこれでOK

1分ほど連続点灯してみましたが
電球の方はレンズが熱くなってましたが、LEDの方は殆ど変化なし。

今回はブレーキランプだけでしたが、熱害や消費電力の低減のためにも、ウィンカーやテールなども順次LED化を進めていきたいです。