コールドストリームガーズはイングランドの連隊で、
近衛兵としてロンドンでの衛兵や儀仗任務を行なっており、
継続して任務に就いている連隊としては世界最古。
『ボギー大佐』と『クワイ河マーチ』の違い。
えっ、同じじゃないの?
『ボギー大佐』(Colonel Bogey March )は、
ケネス・ジョゼフ・アルフォードが1914年に作曲した
行進曲であるが、クワイ河マーチとはマルコム・アーノルドが、
『ボギー大佐』を映画『戦場にかける橋』(1957年)の
テーマ音楽として編作曲した行進曲である。
その違い
『ボギー大佐』をお聴きになってから『クワイ河マーチ』を
聴いてみると、前奏はスネアドラムのみで演奏され、
主題aは、ピッコロを中心に演奏される。
だが、標準的な行進曲でいうトリオ(中間部)に当たる部分が
演奏されず、前奏→主題a→展開部→主題bと演奏された後、
コーダで曲を終わらせる構成になっている。
映画『戦場に架ける橋』
『戦場にかける橋』は1957年公開の英・米合作映画で
第30回アカデミー賞作品賞受賞作品。
クワイ川は、かつてメー・クロンといい、日本軍もクワイ川鉄橋を
「メクロン河永久橋」と呼んでいた。
映画が公開されるとクワイ川という名前があまりに有名になったため
その後「クウェー・ヤイ」と変えられたとか。
タイ語で“クウェー”は「水牛」を意味するが発音を間違えると
「○根」となるので女性の前で口に出す際は注意が必要!
この路線は生活路線というよりは「映画の舞台を実際に見てみたい」
と、言う旅行者や「戦争当時を偲びたい」という方が多い様ですが、
実際の架橋場所はカンチャナブリでも現在の場所とは違うらしい。
参照
http://www.geocities.jp/gogo_kyoro_chan_24/volume_01/273_songkalia_bridge/index-japanese.html
駄菓子菓子・・・舞台となったのはタイ中西部のカンチャナブリだが、
映画の撮影場所はスリランカ中部のキトゥルガラというところであり、
話の原点となった実在のクワイ川鉄橋に行っても映画のような風景は
見当たらない。
The Bridge On The River Kwai,(original Version) - Trailer
クワイ川鉄道橋の存在は史実であり、現在もクワイ川鉄橋は観光地と
なってはいるが、観光サイトやブログなどを見る限り映画の場面とは
かなり違う・・・実際のクワイ川付近はなだらかな地形であり、
映画に登場する橋は木造だが実際のクワイ川の鉄道橋は鉄橋だった。
映画を撮影した頃のスリランカはセイロンと呼ばれており、
当時セイロンでは鉄道の輸送力増強を図るため、
軽便規格【軌間610mm】で作られた支線の軌間を広げていて
用済みとなった小さな機関車を購入して撮影に使用したが、
この映画のロケのために1マイル(1.6km)ほどの線路が建設された。
余計な話
:
キトゥルガラで撮影されたこの映画にはウィリアム・ホールデン達が
蛭(ひる)をチェックするシーンが出てくる。
実は、撮影地となったこの辺りは蛭の生息地で有名で、
私もここを訪れた際に左足に2匹同時に喰らいつかれていたが
手で払っても取れず、同行のスリランカ人が鞄からウヰスキーを
取り出し、数滴ずつ『奴ら』にかけると瞬間でぽろりと落ちました。
蛇足
蛭に噛まれても痛みや痒みは感じないので、
昔の日本の農村では肩凝りがひどい場合は
凝って鬱血(うっけつ)した部分を採取した蛭に吸わせる方法が
執られていた・・・と、いう話を小学校の先生に聞いた記憶がある。
(いつの時代の話じゃっ!)
尚、東洋医学では「吸い玉=カッピング」といい、
真空を利用した施術方法がある。
この映画のポイント
日本は悪、日本は凶悪、日本は狡猾、日本は・・・。
一言で言うならば勝った官軍』が『負けた賊国』を更に貶め,自分たちの
“似非正義”を世界へ誇示する為のプロパガンダ(※1)だった・・・と、
思っています。
現在では日本人の真面目で優秀な頭脳、和とサムライの精神を尊ぶ
紳士の国・・・と、世界から評価されていますが、
現在でもこの思考に悪乗りし、日本に金をせびる国が近くに
あるのも事実・・・だそうです・・・と、わざと曖昧に・・・。
お断りしておきますが、決して私は右翼主義者ではありません・・・が、
外国に暮らし日本を外から公平に眺めるうちに日本人の矜持(※2)を
保つ気持ちは否が応でも高まります。
(※1) プロパガンダ(英: propaganda)とは、
特定の思想・世論・意識・行動へ誘導する意図を持った行為で、
通常情報戦・心理戦もしくは宣伝戦と和訳され大きな政治的意味を持つ。
(※2) 矜持とは
「自分の才能を誇り、自信を持って堂々と振る舞う」という意味です。
今回はかなり固い内容となってしまいました・・・。
(許せっ)
お ま け
これで歯を磨けよ~っ!
次の2枚の写真をよ~く見比べてください。
このランドローバー・シリーズ(Sr) III は、地元の病院で郊外巡回用に
使われていますが、これはその昔、タイの地方の役所の公用車として
多数使われていた名残だとか・・・。
冒頭の『違い』についてお判りになったでしょうか。
車軸の位置が違いますね。
これはトヨタ・ハイラックスのシャシにランドローバーSrIII-109の
ボディを無理矢理に架装したので、フロントにこれ以上大口径の
タイヤを装着するとフェンダーに収まらなくなってしまうのです。
・・・つまり、ハイラックスのシャシが短いという事だな。
蛇足 *** 冒頭の写真の前方に見える『Rosenbauer』というロゴに隠れた
意味・・・下記のURLを覗いてみて・・・吃驚するよ~っ!
https://www.google.co.th/search?q=Rosenbauer&es_sm=122&source=lnms&tbm=isch&sa=X&ei=5gpDVbyeHsG3mAX82YHABA&ved=0CAcQ_AUoAQ&biw=1440&bih=775
中途半端な内容ですが、今回はここまで ・・・。
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