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ANVIL.の愛車 [クボタ トラクター]

整備手帳

作業日:2022年3月4日

【注意喚起】

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目的 修理・故障・メンテナンス
作業 ショップ作業
難易度

初級

作業時間 30分以内
1
SLオーナーさんに注意喚起があります。
昨日畑の荒敷を行おうとトラクターを倉庫から出しました。
その時前方部分からクーラントの臭いがしたのでアイドリング状態のまま各部を確認をしてみたところ、フロントの車軸の下にクーラントがぽたぽたと滴り落ちていました。
これはまずいと思い、先ずは場所の特定を行いJA農機センターに連絡をした所、部品が合うかどうかはわからないが、以前同じ車種(SLのキャビン無しタイプ)で同じ症状になった時の部品があるのでそれを持って行ってみますとの返事だったのでお願いしました。
以下は作業内容です。
2
問題の個所ですが、ウォータポンプからオイルフィルター後部に繋がっているS字になったゴムの戻りホースです。
位置は引きで撮ったこの画像の方がわかりやすいかと思います。
3
漏れているのがわかると思います。
よ~く見てみると戻りホースとファンベルトが干渉していますね(汗)
これがクーラント漏れの原因でした。
4
戻りホースを外してみたところ干渉していた部分がVの字に擦り切れています。
5
持って来てもらった部品が合いそうだったので取り付けてもらいました。
しかしホースとファンベルトの間のクリアランスが狭くまたいつ干渉するか分からない状態です。
そこでタイラップを使いホースを左側に引っ張ってクリアランスを確保しました。
6
これぐらいクリアランスがあれば大丈夫でしょう。
クーラントを補充して漏れの有無を確認し、ファンベルトの張りも調整してもらい作業は終了となりました。
冷却水漏れは重大な故障の原因となりますので、SL乗りのオーナーさんは一度確認した方が良いかと思います。

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