ダムの建設

昨日、民主党の鳩山由紀夫氏が内閣総理大臣に任命されましたね。


民主党のマニフェストに盛り込まれているという群馬県にある「八ッ場ダム」の建設中止問題が、いろんな情報番組で取り上げられています。鳩山氏が首相になった事で、この問題は更に一歩前進する事になるでしょう。


今回のマニフェストでは話題になっていないようですが、実は栃木県にも数十年の構想～地域住民との話し合い～など長い時を経て、現在工事が始まっているダムがあるんです。


南摩ダムと言います。


完成年度が２０１０年予定なのだそうですが、未だ補償問題や中止の声等が解決せず、着手から３９年が経過しており、長期化しているダム事業の一つになっています。


先日たまたま仕事で近くまで行ったので、どんなところなのか見てみたのです。
画像がその建設予定地で、県道は通っているものの、人気や民家が無く、廃校があってちょっと恐いような、かなり山奥になる場所で工事が進んでいました。ダム本体までは出来ていませんでしたが、地域の道路整備や河川の整備は少しずつ進んでいるようでした。



国民の税金を無駄にしない政策を掲げたのは良いと思いますが、工事途中の建設現場を中止する事で逆に余分な費用を出費してしまう結果にはならないのでしょうか？