【ひとり言】
以前にハイオクガソリンの混ぜ混ぜが発覚しましたが、背景には自動車の低燃費化、電動化が原因です(その証左としてセルフスタンドの増加)。ガソリンスタンドの経営には、ガソリンが揮発性・発火性を持っているため設備投資(防火)が必要で、その費用が大きいのも原因だと思います。
そんな中でメーカーの在庫を安く仕入れスタンドで販売する、ノーブランドのガソリンスタンドの経営モデルが少しずつ増えてきた結果、各社スタンドは他ブランドのハイオクガソリンを混ぜ混ぜしていた、というのがあります。そもそもハイオクガソリンはオクタン価を満たせば不当表示にあたらないわけで。業界トップのENEOSも気が付いたらヴィーゴからエネオスハイオクになっていました。
添加剤だって1リットルに1ミリリットルでも入れていれば添加剤あり、といっても嘘ではないはず。ただ、Shell V-Powerについては独自のルートで配送していて混ぜ混ぜはしていないとのこと。これはおそらくおそらくロイヤルダッチシェルとのライセンス契約の関係でV-Powerを名乗るには規定があったのだと思います。(事実、V-Powerからシェルプレミアムになったスタンドがあり、これはアポロステーションの配送網・出光と同じハイオクと思われます。)
メーカーが公表しているハイオクガソリンで、そのスペック通りのハイオクガソリンが手に入るのは現状V-Powerのみとなります(他社は混ぜ混ぜしているのを認めた)。
そんな中、電気自動車へ技術はシフトしていきますが、原油は精製の際に、液化石油ガス(LPG)、ガソリン、ナフサ、灯油、ジェット燃料油、軽油、潤滑油ベースオイル、重油、アスファルトに分留されます。つまり、原油からガソリンを取らない分、灯油がほしい、アスファルトが欲しいというのができないのです。
そう考えると将来ガソリン車が消えるのではなくガソリン車・ディーゼル車・LPG車・電気自動車・はたまた水素自動車と動力源を選べるようになるのでは?というのが私の見通しです。軽自動車に軽油を入れる人もいるくらいなので。
そんな中、わざわざ10数キロ先まで、約160円50リッターのハイオクを給油し、BMW 謹製のS58エンジンを回し、そんなことをしみじみと感じています。
【備忘録/出光昭和シェルHPより引用】
《Shell V-Power》
それは、走るほどにエンジンを洗浄し、保護するように設計されたシェル製品の中で最も性能の高いハイオクガソリン。
クルマ本来の性能を引き出す。それこそが、この高性能ハイオクガソリンが開発された理由です。Shell V-Powerには、エンジンの性能を低下させてしまうエンジン内の汚れに対して効果的に作用し、走るほどにエンジンを洗浄し、保護する設計になっています。かのスクーデリア・フェラーリもその性能の改善効果を評価し、Shell V-Powerを選択しているのです。
燃料開発へのあくなき情熱から生まれた、世界67カ国で愛されるメガブランド。
Shell V-Powerは、シェルの100年以上にわたる高性能燃料への取り組みから生まれました。進化し続ける自動車やドライバーのニーズに応えるために、全世界で200名以上のシェルの科学者とエンジニアが、イノベーション、開発に取り組んできたのです。
この、科学者とエンジニアのあくなき情熱から生まれたShell V-Powerは、1998年に香港で発売開始以来、プレミアムガソリンブランドとして成長を遂げており、現在は世界67カ国で展開するメガブランドとなっています。
クリーン&プロテクト・テクノロジーTM
Shell V-Powerは、走るほどに、エンジン内のきわめて重要なパーツを洗浄し、保護します。
シェル独自のクリーン&プロテクト・テクノロジーTMを採用した、この新しいハイオクは、愛車のエンジン性能を回復させ、その状態を維持するよう、設計されています。
《Shell V-Powerに関するよくあるお問い合わせ》
ハイオクガソリンとレギュラーガソリンの違いは?
ハイオクガソリンはレギュラーガソリンに比べてオクタン価が高く、ノッキングというエンジン内部の異常燃焼を抑える効果の高いガソリンです。JIS規格では、ハイオクガソリンのオクタン価は96.0以上、レギュラーガソリンのオクタン価は89.0以上と規定されています。尚、ハイオクガソリンは各社、性能に様々な特徴があります。
Shell V-Powerの特徴は?
Shell V-Powerはシェルの60年以上に及ぶフェラーリとのテクニカルパートナーシップの下、F1レースで磨かれた技術や知見を応用した商品です。独自のクリーン&プロテクト・テクノロジーTMにより、エンジン内部における汚れ(付着物)を洗浄し、吸気バルブなどの重要なエンジンパーツを汚れや錆から保護する清浄剤が使用されていることが特徴です。Shell V-Powerを継続使用することで、汚れの堆積を防ぎ、エンジン本来の性能を発揮させ、車を長持ちさせることができます。
他のハイオクガソリンとの違いは?
Shell V-Powerは独自の清浄剤により、エンジン内を洗浄し保護する機能がきわめて優れています。また品質をしっかりとコントロールし、タンクローリーで特別配送しています。
他のガソリンと混ぜて使っても問題はないの?
問題はありませんが、Shell V-Powerのエンジン内部に付着する汚れを「洗浄」し、新たな汚れや錆から「保護」する性能は、他のガソリンと混ぜた場合、低減します。よって、Shell V-Powerの連続給油をおすすめします。
レギュラー仕様車にも使える?
レギュラー仕様車にハイオクガソリンを使用しても問題ありません。むしろ、Shell V-Powerには、エンジン内部をキレイにする清浄剤が配合されているため、エンジン内部の汚れが気になる方にはShell V-Powerの使用をお勧めします。レギュラーガソリンの継続使用で堆積した汚れ(付着物)を除去し、その状態を維持することで、エンジン本来の性能を回復させることができます。
ハイオク仕様車にレギュラーガソリンを入れたらどうなるの?
ハイオク仕様車は、ハイオクガソリンを使用した時にエンジン本来の性能が発揮できるように設計されています。大部分のハイオク仕様車は、レギュラーガソリンを使用してもエンジンの損傷等の不具合は生じないように設計されていますが、エンジンの性能を十分に引き出すことはできませんので、ハイオクガソリン(Shell V-Power)の使用をお勧めします。
エンジンに良いって本当?
はい、本当です。
エンジンを動かしていると、ガソリンやエンジンオイルの燃え残りが付着・堆積して、エンジン内部が汚れていきます。燃料インジェクターや吸気バルブなどのエンジンの重要なパーツに付着物が堆積すると燃焼状態に影響を与え、出力・加速性能・レスポンス・低温時の始動性といったエンジン性能の低下を招く可能性があります。Shell V-Powerは、その付着物を除去し、キレイな状態を維持することで、エンジン本来の性能を回復・発揮させます。
燃費は良くなるの?
エンジン内部に堆積した汚れ(付着物)によって燃費が低下している場合、Shell V-Powerの洗浄性能によって燃費回復が期待されます。
加速は良くなるの?
ガソリンや空気の流れを阻害することで、加速性能の低下に寄与すると考えられるエンジン内部の汚れ(付着物)をShell V-Powerを使用することで除去することができます。その後も汚れが付着しないようにエンジン内部の重要なパーツを保護するので、クルマ本来の加速性能を発揮させます。
効果はすぐに出るの?
給油したその日からエンジンはキレイになっていきます。その効果を最大に発揮させるために連続給油をおすすめします。
キレイにしたあとの「汚れ」はどこにいくの?
Shell V-Powerによって除去された「汚れ」(付着物)は、ガソリンとともにエンジン内の燃焼室に送られ、燃焼します。
Posted at 2021/06/20 13:37:58 | |
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