
2年目点検のための東京回送を控え、荷物を載せました。
画像の通りF97X3Mはディスプレイキーが標準装備となっています。
キーの大きさやディスプレイキーで使用可能なメニューが限られており、実質飾りになっていました(個人的には遠隔でなくても車外からエンジンオン・オフ等あればいいのですが)。また、納車後バッテリー上がり(レーダー探知機のOBD接続に暗電流が流れていた)の際に物理キーが格納されておらず(刻印されたキーは別途あり)、駐車場と自宅の往復(車で5分程度)をしたことから、通常のスマートキーを使うようにしていました。
この1年5000キロも走っておらず、駐車場の飾りとなっていましたが、先ほど荷物を積み込むため、スマートキーの開錠ボタンを押すも無反応。また、ドアノブのコンフォートアクセスも無反応。一方でルームミラー下のセキュリティランプは点滅していましたので、車両側ではなくキーレスエントリーの電池切れを疑いました。まずはBMWアプリで開錠を試みましたが、開錠指示を出してもエラーになりました。
やむを得ず運転席側ドアノブの裏側から鍵穴のカバーを外し開場しドアを開けるとセキュリティアラームが発報。自宅から離れた場所に止めていますので、地震などで傾斜センサーが感知して発報しないように、施錠後長押しでセキュリティを解除したつもりでしたが、あくまでも傾斜センサーのみオフになり、セキュリティはオフにはならないようでした。
止める方法はエンジンを始動する以外ありませんので、ウインカーレバー下の鍵マークに電池切れのスマートキーをあてがいエンジン始動したら、アラームが消えました。
そんなこんなで荷物を載せ、エンジンを切り、施錠する際にさらに問題発生。今度は施錠の仕方がわからない。ダメもとでBMWアプリから施錠指示を出したところ、今度は数秒で施錠されました。
ですがメーター照明やアンビエントライトが点灯したままで車両電源が落ちていません。無操作であれば10分程度待てば自動的に車両電源が落ちますので、待っていたところ無事に車両電源が落ちました。でもセキュリティがオンにならず。ドアロックはされているものの、いつもはピカピカ光らせて警告していましたが点滅しないため、一度帰宅してディスプレイキーで施錠しなおしました。
せっかくなのでそれぞれのキーのメリットデメリットをまとめてみました
【ディスプレイキー】
メリット:電池切れでも手軽に充電できる。電池の残がわかる。物理キーを持ち合わせしていれば、車内充電で充電し復旧できる。
デメリット:物理キーがついていない(車両バッテリー上がりなどを想定し物理キーを持ち歩く必要あり)。ディーラー曰く、車両バッテリーが上がってしまったら物理キーでしか開錠できないとのことです。
【スマートキー】
メリット:軽いく持ち運びしやすい。物理キー内臓で車両バッテリー上がりでも開錠できる。
デメリット:電池の消耗タイミングがわかりにくい(低下するとIドライブに表示・警告があるが、今回は車の指標頻度が低く表示なし)。電池切れでも開錠・始動ができるが施錠ができない。ボタン電池ですがコンビニ等で入手できればいいですが手に入れられないと困る。。
結論としては、ディスプレイキー+物理キーの持ち歩き(財布などにしまう)でしょうか。整備や車を預けるときはディスプレイキーのバッテリー切れにより物理キーが必要になるので、スマートキーを使うのがいいのではないかと思います。
前車もそうでしたが、スマートキー2本の方は、予備電池を車載しておくことをお勧めします。スマートキーのみで開錠・始動が可能ですが施錠やセキュリティが機能しなくなるので、車内にあれば車を使用後電池交換が可能です。
スマートキーの電池切れはBSIのサービス項目のようですので、自宅駐車場であればもう一つのキーで対応すれば大丈夫かと思います。
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2022/12/04 13:45:51