就職氷河期だそうな

この言葉、丁度十数年前私が高校を卒業する時ぐらいに聞こえ始めた言葉。

その頃は大学に進学することを決めていたので、他人事の様に思っていたけれど、いざ４年間大学にに通い卒業時にはまだ回復はしていなかった。

当時仲の良かった友人も卒業できるのにわざと休学をしたくらいだ。

理由は、したい仕事の求人がほとんど出ていなかったそうだ。

有名大学ほどその差は激しい。

有名な大学だから有名な企業へという、変なプライドが邪魔するようだ。

私の場合は、東京の空気が肌に合わなかった為、故郷に戻る選択をしたけれど、それはそれで新しい出会いもあり今現在があるので、満足はしている。

たられば論を言ってしまえばきりはないけれど、内定取り消されて人生設計が狂った様な報道もされていたけれど、人生は真っ直ぐな道ばかりではないし、まだまだ若いんだから、その時点で狂ったとしてもまだやり直しはきくだろう。

今の社会情勢で、なんだか内定を取り消した会社ばかり悪いような報道もどうかとは思うけれど、えり好みしなければ人手が足りない職種はまだまだあるよ。