目的 |
修理・故障・メンテナンス |
作業 |
DIY |
難易度 |
  中級 |
作業時間 |
6時間以内 |
1
10月に車検を控え、以前から気になっていたステアリングラックブーツの損傷...。
車検もそうですが、そもそも嵐の日でも走らせてしまう割に永く乗りたいという私のわがままな使い方では、こういうところは早期の修理が大切かと思われます。
さて、新品のブーツは手に入るのでしょうか...。
他車種用の流用さえ望みが絶たれたその時は、切れたブーツを糸で縫い合わせ、液体ゴムでコーティングしてごまかすつもりでした。。。
2
とりあえず応急処置としてしばらくの間、本来は電気配線の保護と絶縁のために使う自己融着テープを巻きつけていました。
硬化したブーツにこれがうまいこと融着するほど世の中甘くありませんが、巻き方を工夫するとそれなりに持ちます。
3
さてさて、トヨタ部品共販で在庫を検索してもらったところ...。
覚悟はしていましたが、製造終了!在庫無し!という状況。
実はこの時、パワステの有無でブーツの品番が違うことを知らずに、誤ってパワステ無し用で検索をしてもらっていました...。
これが後になって様々な発見へと繋がったのですが、とにかくこの時点では気付いていなかったのです...。
そんなミスはともかく、欲しいブーツの寸法は実測値で表すと、大端部内径63mm、小端部内径12mm、自然長165mm。
汎用品・他車種用品に、これに近い寸法のものははたして存在するのでしょうか...。
ひとまず、大野ゴムというメーカーで様々な車種に対応するブーツが作られていることを事前に調べてあったのですが、公式サイトにカタログは掲載されていません。
ネット上ではやはりこうした方面の趣味人がいるもので、大野ゴムのブーツのラインナップリストを作って掲載してくれているサイトがあったのですが、その中に目的の寸法に近いものはありませんでした...。
普段よくお世話になっている楽天市場や、工具や部材の商社として有名(?)なMonotaROでも大野ゴムのブーツの取り扱いはあったのですが、売られているのは現在でも需要のありそうな車種のものばかり...。
ここでもご丁寧に寸法が併記されていましたが、やはり使えそうなものはありませんでした...。
4
大野ゴムにカタログを請求するのも良いけれど、いつも通っているオートバックスにもしかしたらその手のカタログが常備されているかも...?と思い、トヨタ部品共販からオートバックスへ直行。
店員さんに事情を説明すると、そういうことは部品商さんにお任せしているので部品カタログの類は置いていない、とのこと(゚ω゚;)
しかしここでありがたいことに、その場で部品商さんに電話で問い合わせと注文をしてくれるということになりました。
部品商さんの回答としては、やはり頼みの綱は大野ゴムということです。
事前に調べていた純正品番を伝えると、どうにか対応できそうだと明るい返事が(゚ω゚*)
1本でおよそ1,600円、オートバックスを通しても楽天市場などと同等の価格で購入でき、純正品と比べれば半額といえる価格です。
感謝と期待と喜びを胸にしつつ、長く感じられた部品受け取りまでの3日間...。
そして届いたのは...!
5
上が車体から取り外した破損品、下が今回届いたもの...。
長い...。小端部の径がやたらと小さい...。
6
ここで改めて大野ゴムへ直にカタログ請求をし、待つこと2日、念願の公式資料を手に入れました。
そして各種の資料を突き合わせると、これは確かに60系セリカ用でも、重ステ用のものということが判明!
7
純正品番をきちんと調べればこの通り、パワステ用と重ステ用とでしっかり別物扱いでした(゚ω゚;)
8
大野ゴム製を注文するなら、本当はパワステ用としてこの品番を選択するべきだったのでした...。
それにしても大端部内径57mmって...。
車体側の嵌合部の径が63mmもあるのに、分厚いゴムがそんなに伸びるものでしょうか...。
その2へ続きます。
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