1985年式、私自身と生まれ年が同じこのクルマ。
前歴のよく判らない中古車でしたが、メカ、電装、内外装と、あらゆる箇所に自ら手を入れて、自分色に染め上げました。
次の計画はフルエアロ...。
明と暗、銀と黒、ネオクラシックでレトロフューチャー。
80年代の車体に90年代風のホイール。
サイバーパンクの世界から飛び出してきたようで、スーツで乗っても似合う仕上がり。
薄いボディでありながら、充分な乗車人数と積載性。
操る楽しみがありながら、老若男女に愛される乗り心地。
相反する要素を併せ持つことで、硬軟取り混ぜた「私」という人となりを象徴しています。
自己表現のための素材であり、機械いじりを楽しむ対象。
私のプライベートにおいても仕事においても、さまざまなスキルと人脈をもたらしてくれる存在。
浮世離れした佇まいが日常生活に彩りを添えてくれ、実用品として自分や他人の役に立つこともできる。
私の手入れが無ければこのクルマは動かなくなってしまうけれど、このクルマが無ければ私の人生は成立しない。
共依存の関係。
これ1台だけあれば良い。
自己表現の結果であり、自分の分身でもあり、また自分の守り神でもある。
そんな三位一体を具現化したカスタムカーなのです。