
先日取り付けたカーボンマフラー。
見た目は購入前からわかっているので文句なく気に入っているのだが、やっぱり懸念していたとおりポン付け状態ではウルサイ~!
もちろんサイレンサーも付いていて、いわゆる直管みたいに爆音ではないにしても、初老と呼ばれるジャンルの人間が乗るにはいささか恥ずかしい音量である。
冷ややかなご近所の視線を想像するに難くない音量、いや一瞬ホントに今締め付けたボルトを外して元に戻そうかと思ったくらい。
試走してみると、「いや~周りの音が一切聞こえず自分の世界に没入できて、現実逃避できてサイコ~!」……なんて喜んでる場合ではない。
おまわりさんの目を気にして走る歳でもないし、万一整備不良とかで警官に免許を見られて「昭和生まれかよっ!!」ってツッコマレるのも恥ずかしい。
しかも排気が良すぎてトルクが減り低速域がスカスカ。
かといってノーマルに戻すのも勿体ないし、なんとかもう少し音量が下げられないものかと思案。
排気口側にバッフルを付けることも考えたが、いまいちしっくりこない。
ひとまずサイレンサーを外して吸気側から覗いてみると、ストレート構造の中心部分に多段膨張型の真似事のような試験管様の金属に細かい穴を開けたパイプが内蔵されているではないか。
コレだ!と思いここに家庭用品のステンレスたわしで詰め物をしてみることに。
25gのステンレスたわしを長柄のドライバーを使ってきつきつに詰めて、いざエンジン始動。
「なんということでしょう」
ほとんどノーマルと変わらない音量になりました。コレなら誰にも気づかれずに乗れる。
しかし音量とともに低音域もほとんど消え、見た目がゴツイにも関わらずノーマルと同じような音質になったので相対的に情けない感じが増幅されてしまいました。

追記:
ハーレー乗りの友人曰く、「せっかくマフラー変えたのに音量下げたら勿体ないやん」と。
彼も過日ハーレーのマフラーを交換したらしいが、大きな音を出して走るハーレーと原2スクーター…… 世間の見る目がどれほど違うか彼は解っていないと思う(>_<)
Posted at 2012/07/05 22:15:31 | |
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