前回までで、LEDに適正な電流を流すためには適正な電圧をかけなければいけないということをお話しました。実際に電圧を制御するには次のような方法があります。<抵抗による電圧降下>図のようにLEDに抵抗をつないで電圧を落とす方法です。電流がLEDに流れる前に余分な電力を抵抗で消費してしまおうというわけです。抵抗は値段がとても安いので、DIYで改造をする場合などはこの方法が一番ポピュラーだと思います。ただし、抵抗の性質上周囲温度の変化で抵抗の大きさも変わるため正確に電流を制御することは難しいというデメリットもあります。さらに言えば、車のバッテリーの電圧は車の状況によって変化するので、大元のバッテリーの電圧が下がってしまうと抵抗を通過したときに電圧が下がりすぎてLEDが消えたりします。ハッキリ言ってあまり気にしなくていいと思いますが・・・