
愛車一覧にはありませんが、先代から相続した中古のハイゼットカーゴがあります。
先代が取得した時点でご丁寧に前後バンパーなどにキズがありましたが、先代が亡くなった時点で、先代が新たに付けたキズと先代の知人に遺品整理の際に付けられたルーフの凹みなどがあったのですが、私の不注意で2024年10月にサイドシルに大きな凹みを作ってしまっていました。
9月に通勤用のジムニーシエラの注文を済ませたときに、ハイゼットカーゴの下取平均額が予想以上に高い(10万円)ことを知ったため、業者の概算見積もりで10万円くらいと聞いたので、自分でやっちゃえということでセルフ板金にチャレンジすることに。
これが、まさか今年の3月、関連の板金塗装も含めると5月GWまでかかろうとは思いもしませんでしたが、、、。
板金修理の際には、SOFT99の製品を使ったため、「99工房の補修ナビ」を参考に作業を行いました。
また、みんからのcbさんの「娘が内輪差でガリッとやらかした左後輪前のサイドシルの凹みの板金塗装をやってみた偏です。」も参考にさせてもらいました。
ちなみに「大きなへこみキズ(ボディ)の補修」は、約510分とありますが、
総作業日数は、「12日」を要しました。
なぜ、そんなに時間がかかったのかは、何度もやり直しをしたからですが、次回以降のブログで順次状況を記載していきます。
過去に何度かセルフ修理を試みましたが、家族の車のリアバンパーのちょっとした
擦り傷をエアータッチでうまくできた1回以外、うまくできた試しがありませんでした。
そんなわけで、自動車の板金修理は業者に常にお願いしていました。
あとで調べて分かったことですが、サイドシルの凹みはカーブのつけ具合が難しく、板金塗装としての難易度は極めて高いようです。
お隣のブロック塀に思いっきり当たっていると気づかずに車を前に進めようとしたためか、すごい凹み具合です。
本来ならスライドハンマーとスタッド溶接機を使って引き出す案件のようですが、スタッド溶接機は高くて買えないので、あきらめて超軽量パテ処理で対応しました。(後で知ったのですが、Youtubeの「スグレモン自動車用品」で、スライドハンマーとはんだ付けで引き出す方法があったので、先に知っていたらと思いましたが。)
以下が手順になります。
1.耐水ペーパー150番で
補修範囲の塗装をはがし、320番で周囲との段差を落としてなめらかに仕上げます。(99工房・補修ナビ「大きなへこみキズ(ボディ)の補修」近くから見ても目立たない 行程1~2)
2.シリコンオフで脱脂し、超軽量パテを塗り、土台を築きます。
耐水サンドペーパー320番でなめらかになるまで、パテをていねいに研磨します。
再度脱脂した後、厚づけパテを塗り、耐水サンドペーパー600番で研磨します。
画像は、厚付けパテ研磨後の状態です。
サイドシルはカーブしていますので、それを正確に復元するために後に秘密兵器を
使うのですが、この時点では感覚でのみ復元したため正確に出来ていません。
(99工房・補修ナビ 行程3~7)
3.外壁塗装用のコロナマスカーで養生して、プラサフ塗装する以外の部分を保護します。
行程8は仮塗装のため、今回は省略しています。
(99工房・補修ナビ 行程9~10)
4.プラサフで4~5回程度、下地塗装します。御覧のとおりエッジ部分のパテ凹凸が
見えており、均等に研磨したつもりが、中央部分が若干凹んでいるのがわかります。
また、境目も分かりますね。(翌年3月まで8回くらいトライ&エラーが続きます。)
(99工房・補修ナビ 行程11)