目的 |
チューニング・カスタム |
作業 |
DIY |
難易度 |
  中級 |
作業時間 |
3時間以内 |
1
オイルクーラーはストリートメインなので水冷式を検討しており、当初はラミノーバを取付予定だったものの、サーモが開くまではオイルを温める事ができない事、オイル漏れのリスク、導入コストの関係から採用を見送り、純正に戻すことを考えていました。
ところが、たまたまこちらのスバル純正オイルクーラーをB型エンジンに流用されている方の記事を見かけ、興味が湧いたので自分も流用してみることにしました。
ホンダ純正比2倍以上の容量があるようです。
放熱性能は4000kcal/hとのこと。
純正品の中では一番大きなものらしいです。
スバル純正でも車種によりホースの取り回しが違うので、今回は一番流用に向きそうなWRX-STI用の物を使う事にしました。
品番:2131-1A-A120
2
ホンダ車に流用する場合、ブロック側とフィルター側のネジ径が異なるのが一番の難関です。
最初にスバル純正品を取り寄せてみて付かないことに落胆(ToT)
恐らくブロック側はM22P1.5、フィルター側はM20P1.5ですね。
純正を外す時に見ていたはずなのに、、、失念していました(>_<)
たまたまヤフオクで流用部品として売っていた物を入手できたので、こいつを使って取付自体はボルトオンで装着できました♪
3
クーラー本体に位置決めの爪はありますが、仮決めの際に干渉しなかったのでそのままです。
ホースの取り回しを決めるのに悩みましたが、何とかいいところを見つけました。
ボルトは飛び出し量を純正同等に合わせ、締め付けトルクはスバルの指定値で締めました。
確かホンダより弱めで50Nm位だったかと思います。
4
ここでもう一つ問題なのがホース。
ホンダの接続パイプは外径14mm
対するスバルは外径12.7mm
なのでアコードの物をそのまま差し込むとスカスカです(;・∀・)
取り回しが違うのでホースの形状自体も別の物を用意しないといけません。
純正流用で曲がったものを探していたのですが上手くいかず、結局は大野ゴムの汎用ヒーターホースHH-3202を2本使うことに。
個人的に外メッシュの見た目がちょっと統一感なくて好きじゃないですが、妥協しました(-_-)
ポンプ側は全長が少し短いのでアコード純正を切って繋げ、ブロック側はエルボ部分だけ切り取って装着してます。
内径が違うホース同士を繋げるのは14mm用のホースジョイントを2個使いました。
大野ゴムのホースは少し柔らかく14mmでも十分入るので、問題なし。
外径が大体同じなので、バンドは全てホンダ純正で統一しました。
5
ブロック側は差し込み角度を変えただけで、切り詰めは無し。
念の為、エキマニに近くなる部分はサーモブロックチューブを被せて熱対策しましたが実際は意外と距離があり、問題なさそうにも思います。
6
実際にエンジンルームに入れてみるまで干渉しないか心配でしたが、オイルフィルターは特に干渉するところなし。
今回はエンジンを下したついでに作業したので楽でしたが、下に潜りながらやるのはなかなか気合が要りそうな作業だと思います(^^;)
7
ホースの方もギリギリフレームとの干渉は無さそうです。
※搭載後に多少ホースの角度を変えてクリアランスを調整しました。
狭いところで10mm位なので、暫く乗ってみて干渉がないか経過観察します。
効果の方は今の季節ではハッキリ分かりません。
オイルの温まりが早くなる事を期待していましたが、それも微妙な感じ。。
夏まで使ってみてからレビューに上げたいと思います。
8
2024.3.10追記
暫くして配管より冷却水漏れが発生。
点検したところホースバンドが軽く回ったので、原因はホースの肉痩せによりホースバンドの張力が不足した事から漏れが発生したと思われます。
9
ホース自体には異状は無かったので、ホースバンドのみ交換することにしました。
オイルクーラー流用時に比較検討の為、購入しておいたスバル純正の物に取替え。
ホンダに比べて一回り細いホースを使っているので丁度いい締め付け具合ではないかと。
経年劣化による肉痩せに対する追従性は純正採用のバネタイプが信頼性があり、好ましいと思います。
品番:805918010 ホースクリップ 18
10
一度エンジンマウントを外す必要がありますが、ウォーターポンプ側のホースジョイント部分も不安が残るので交換しました。
11
汎用ホースを使用したジョイント部分(計4ヶ所)全て交換後、試運転にて漏れが無い事を確認し整備完了としました。
※写真には写っていませんが、サーモブロックチューブも復旧済みです。
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