心の洗濯2019初秋‐小松基地外周

近年の秋の風物詩‐小松詣で小話第二弾です。

当初、火・水若しくは水・木で出かける計画だったものを急遽、月・火に繰り上げました。

その訳その1‐水曜日の天気予報悪い。

その訳その2‐前週金曜日に百里のケロヨンが降りた‐どうもお泊りセット持ってるっぽい。




今年も運は私に味方してくれました、月曜日は(私的に)大漁でした‐唯一、死にかけになりそうな位、暑かった点を除けば‐
こんな風に基地外周をたむろする様になって40年位経ちます。
笑っちゃう位、撮影力が向上しません‐当然です、センスと向上心がないんです、自覚します。
それでも、こんな事をしている時が自分にとって一番楽しい瞬間だと断言できます、あと何年出来るのか‐、する気が持続出来るのか‐、とことんやって見ようと思っています。

外周通い‐小僧の頃は、平たく言えば現実逃避でした。
フェンスの向こう側に機密の匂いや異国情緒(当時の対象は米軍基地）溢れた“欧米化っ！！”かぶれだった訳です。
平凡な田舎(故郷)風景に飽き飽きしている日々から逃れられる爆音浴が楽しくてしょうがありませんでした。
大人になるにつれ‐
仮面ライダーから始まった将来なりたいモノは、歳と共に、自分努力の欠落と身体能力の現実を突きつけられ、妥協点を見出す中でやりたい仕事15番目位に落ち着きました‐それでもある意味幸運だったかもしれません。

お給料は(多分平均値より）高くない方だと思います、盆暮れ休みもほぼ皆無です、でも根っこの部分では‐好き‐で支えられている自覚もあるし、妻子から経済的不平不満は聞こえてきません。



そうは言っても‐

日々の業務は楽ではありません。
若い頃はへっちゃらだった現場も最近は正直辛いし、増加するデスクワークも辟易気味、訳わからんヤツにへりくだらないとイケナイことだって年相応に増加傾向。

でも‐


フェンスの向こうの中の人だって‐
多分みんな歯を喰いしばって頑張ってる、別にみんなが自分で望んだお仕事していない、労働に対する対価に満足していない、でも粛々淡々と与えられた業務をこなしている、不平不満を言わないのは自分に誇りがあるからさ‐とか勝手に想像します。

そして‐
俺だって誰かの、何かの、役に立っている筈さ‐と勝手に勇気が沸いて来るんです。

ようするに、外周で過ごす一時は自分がポジティブに浄化される有意義な時間であって、故にボッチで過ごしたいし、撮った画像の出来栄えに意味はないんです。

さぁ、明日からまた頑張るぞーーっ！！！


今回はナイトも堪能できて楽しかったデス♪
とは言うものの、極々まれに、

お空の神様はご褒美をくれる時があります。

今遠征で最高の一瞬は滞在最後にやって来ました(ちなみに‐普通‐の訓練上がりデス)
(と言うかコレ撮って、もう何にも思い残すことがなくなり帰路に着きました)
最近オタッキー的に流行りな言葉で表現すると、

『もの凄く、凄いツッコミっ！！！』

撮りながら鳥肌出ましたワ。