
あれから何回出陣してもストールしません。
今までの重圧がウソのようです。
ジュリアでは問題ないのに、なぜディーノは。。。
マンション駐車場で苦労している旧車乗りは、
私以外にも大勢いるのではないでしょうか?
調子が特に悪い時のディーノ出陣を記します。
そんな皆様の気休めになれば幸いです。
<エレベーター式駐車場は旧車に厳しい!>
①エンジン始動
エレベーターから車が降りて来ます。まずパレットから出します。
ディーノは、エンジン始動に結構コツがいりました。
前儀の後、セルを回してククッと来た瞬間にアクセルを入れると初爆が来ます。
このククッと来るまでがかなり長いのと、その日の状態で反応がまちまちです。
運悪く入庫車が来たりすると、一発で掛けたいので結構プレッシャーです。
万が一カブらせたら、出庫取消ができないので警備員を呼ばねばなりません。
今日はなかなか掛かんないぞ。となると焦ります。3回目にはマジに祈ります。
出入庫の集中する朝の時間は避けて、日の出の出庫が多くなりました。
漫画GTロマンの『ディーノ始動の儀式』はマイガレージだけでの特典です。
②段差を乗り越える。
掛かったらすぐにパレットから出なくてはなりませんが、車止めがあります。
目覚めたばかりのディーノは、この段差さえ乗り越えられないのです。
半クラ吹かしで2、3回挑戦し、クラッチを痛めてやっと脱出です。(T_T)
③暖気
やっと出したらここから暖気ですが、『アイドリングストップ』の看板だらけ。
地下はエンジン音が木霊し、5分がえらい長く感じます。
たまに見回りに来る警備員からは「何かありましたか?」と職務質問が。
ここでは暖機という概念はありません。とにかくアイドリングは悪なのです。
④地上への道
やっとスロープを上り、シャッターが開いたらそこでまた坂道発進です。
機嫌が悪いとここで一度エンストします。
⑤路上運転
エントランスには止めることができないので、とにかく通りまで出る。
問題はここで、祈りながらアクセルを踏むと、『アイドリングストップ』です。
横に止めて悩んでると、近所に住んでるだろうお爺さんがやって来て、
「こんな車、目立つから止めないで。大通りまで出てくれる?」と言われます。
「ここは貴方の私道ですか?」と言いたくなりますが、目上なので我慢します。
だいたいこんな感じでした。
ディーノは大丈夫な時と全然ダメな時の差が激しい。実に気を遣う。
いつしか出かける前にお祈りするようになりました。
これが半年ぶりに帰って来てからは、全然違います。
①始動が違います。セルを回したとたんに初爆がきます。
②なんでか、何の問題もなく段差を乗り越えます(驚)
③エンジン音が小さくなりました。そして少し煽るだけですぐ回転が安定します。
5分ほど自然暖機したらOKです。なんとこの時の音でもそれほど気になりません。
④⑤楽々スロープを上り、アクセルを踏んで、余裕の暖機運転の巡航に入れます。
実に素晴らしい。まだ信じられず今日は裏切られるのではとドキドキしてます。
寒くなっても大丈夫かな?マンションの重圧に耐えながらつき合って行きます。
頑張ろう!マンション住まいの旧車人。
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ディノ | クルマ
Posted at
2013/06/22 20:59:27