こんばんは。
最近友人の奥様(私が教えて頂いている先生)が宅飲みで"Longing/Love"をギターで披露し、それに度肝を抜かれた正雪デス(=ω=;)
ジョージ・ウィンストン氏 "Longing/Love" といえば、大体の方が耳にしたことのある曲だと思います。
初めて聴いたのは私が小学生の頃。
雅楽器を始めてまだ5,6年くらいでしたが、水彩画?春の雪解け水のような透明感あるピアノの音色の演奏にすごく感動したのを今でも覚えています。
それが、キッカケでもないのですが、小学生でバロック&古典派音楽にハマるって変わっていると担任の先生に言われたような気がします。
まぁ個性的なB型ですから~www
それで、"Longing/Love" (あこがれ/愛)その曲が収録されているアルバムを手に入れたのが12年くらい前でして、調子に乗って当時習い始めた中華圏の弦楽器(二胡)で練習してみましたが、流石に調子ぶっこいた初心者が弾けるものではなく、弾けるようになるまで3年くらい・・・人前披露できるくらいになったのが5年ほど経ったあとでした(爆)
で、時折ボランティアのお手伝いで福祉施設などで演奏したりしています( ̄▽ ̄;)
ですが、ギターバージョンは聴いたことがなく、テンポ良いリズムと独特の間の取り方に・・・なんて言うか、クラシックコンサートで聴いている時のドキドキ感?うまく表現できませんでしたが、やっぱヽ〔゚Д゚〕丿スゴイダス~(汗)
と、いつか少しでも技巧を身につけることが出来たら・・・なんて考えさせられた宅飲みでした。
前置きが全くつながりがありませんが、今夜は山形荘内地方の銘酒 楯野川です(・∀・*)
楯の川酒造さんは、1832年(天保3年)創業の今年で丁度180年。
楯野川の銘柄が生まれたのは、酒造業を開始した翌年の1855年(安政2年)。
翌年荘内藩藩主 酒井公(江戸幕府創業期の徳川四天王筆頭家でしたが・・・。)が訪れ「楯野川」と命名。
因みに、山形市と酒田市の酒屋さんからの話では、先々代当主の頃には3000石という大きな生産石高にまで成長した最盛期なそうで、その頃「楯野川」から「楯の川」に変更したそうです。
しかし、先代が亡くなられ現当主の佐藤淳平氏が蔵に戻られた頃には、最盛期の1/10以下にまで石高が落ち込んでおり、蔵は危機的状態に陥っていたそうでした。
※大学で醸造学を学び、その後流通業界で流通経済を学んで蔵に戻られたとのお話でした・・・酒屋さんからのお話なので、誤った情報があったら優しくご指摘ください??(爆)
蔵に戻られてからは、特定名称酒に切り替え、銘柄も創業当時の『楯野川』に戻し、そして問屋を通さず専門店へ直接卸す流通改革を実施。
そして昨年22BY産より、全量純米大吟醸を造る600石以上の酒蔵に成長している、現在注目の蔵の一つです(^▽^*)
で、
澤の花と同じく
「楯野川」も
エロみん友の静岡の酒豪さんから教えていただいたものです。(*ノ▽ノ) キャッ
尚、山形市の酒屋さんに教えていただいたお話の中に『子宝』と言う銘柄があります。
楯の川酒造の中でも、リキュールが最も生産石高が高く、日本酒を越える年間1000石の生産量!(・∀・;)
子宝リキュールは、特に山形産の果物にこだわり、さくらんぼ、ラ・フランス、ブルーベリー、桃、リンゴ、ブドウなど様々な果実で造れています。
その中でもシリーズ最大のヒット商品は、地元産ヨーグルトを用いて造ったヨーグルトのリキュール。
ヨーグルトリキュールは今でこそ色々見かけますが、国内初は「子宝鳥海山麓ヨーグルト(火入れと生の二種)」
迷わず飲めよ!飲めばわかるさ!! (オイw
個人的には、生とろ鳥海山麓ヨーグルトが好きですが・・・四合瓶一本程度じゃ酔えません(爆)
真面目な話、楯野川はキレイな味わいで、幅もあることから初心者から通の方でも飲みやすく楽しめる酒質と思えます。
好みにによりますが、私的には火入れの方が好みです(^^;
日本酒スペック
【銘柄】楯野川 渓流 純米大吟醸 生酒 23BY
【酒質】純米大吟醸
【価格】\3,360(1800ml)/\1,785(720ml)
【製造元】山形県酒田市 楯の川酒造
【製造責任者】佐藤 淳平(兼蔵元)
【原料米及び精米歩合】兵庫県産山田錦 50%精米
【仕込み水】鳥海山伏流水
【酒母】速醸
【酵母】山形酵母
【日本酒度】 +2
【酸度】 1.6
【アルコール度数】15~16度
【備考】
全量純米大吟醸に切り替えてからはラベルにこう記されています。
楯野川。純米大吟醸だけを醸す蔵元。
<味わいのコンセプト>
グラス一杯で3杯分の満足感
①純米大吟醸の上質感
②米を噛み締めるような豊かな旨さ
③季節感と蔵の臨場感を表現
今夜の楯野川は、6月から出荷が始まる夏季限定純米大吟醸の無濾過生酒。
無濾過といってもその味わいは決して単に重厚な旨味が売りではなく、気温の高い夏場でもより美味しく日本酒が楽しめるように造られたとのことです。
キンキンに冷やしたほうがいいそうなので、取りあえずガッツリ冷やしてみました。
上立ち香は僅かに吟醸香。含むと酸味から幅のある旨みに広がり、後味もスッキリの辛口。
常温に近くなるまで30、40分放置。
上立ち香は、ラムネを思わせる清涼感と吟醸香を感じる。
含むと甘みから始まり酸味、重厚な旨みが広がる。
含み香はウエハースの様な香り??
少々重い感じの辛口(-▽-;)
グラス一杯でお腹いっぱいっす~♪
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山形の銘酒 | 日記
Posted at
2012/08/13 23:22:54