iPod touchを分解してみた

知人からiPod touchの第4世代を頂きました。





春先に自宅前で落としたのに気づかず、車で踏んでしまったそうです。

幸い雪が積もっていたのと液晶が下向きだったのでiPod自体は生きていましたが
バックパネルは踏まれた影響でベコベコに。





フロントパネルも少々傷が付き液晶も圧迫されて変色し、おまけにホームボタンもほとんど反応しない状況に。





知人は第5世代に買い替えたので譲って頂きましたが、やはり使うなら綺麗に修理したいと思い部品を注文して修理に挑戦してみました。


取り寄せた部品は下の写真の通り。








フロントガラス＋液晶パネル＋デジタイザーとバックパネル、ホームボタンの内側と念のため外側も。加えて分解に必要な工具一式も購入しました。


分解の手順はまず吸盤でフロントガラスを引っぱりながらプラスチックの工具を隙間に入れてガラスを剥がします。











次に内側のアルミパネルを留めているネジを外します。





ちなみにネジの種類が場所により違うので綺麗に並べておかないと後で大変なことになります。





ネジを全て外したらアルミパネルを工具で起こします。ここは慎重に少しずつ行わないと中の基盤を傷付けたり、折れたり割れたりして死んでしまいますので注意！








次にイヤホンジャックを外しメイン基盤も外します。








ここまでバラすのに1時間弱かかりました。何と言ってもネジ留め以外は全て強力両面テープで、下手に起こすと折れてしまいオダブツですのでかなり神経を使って慎重にバラしました。


あとはバラした手順と逆に組み立てていき完成。








早速電源投入すると画面が真っ白でヤバい！と思いましたがリセットしたら問題なく起動。





チョイとフロントパネルの合わせ目が浮きぎみですが、薄めの両面テープが無かったので仕方ありません。


まぁ見た目には分かりづらいですし機能的には何ら問題ないですから。


ちなみに部品代は税込み8,400円ナリ。安いのか高いのかよく分かりませんが間違いなく買うよりは安く済みました。

復活したiPodで何をしようか思案中です。