歩行者優先なのに・・・

横断歩道を渡ろうとしている歩行者がいるときは、自動車は安全に停止できるのを確認の上、一時停止して歩行者を安全に横断させなければなりませんが、実際に停止する車はほとんどいません。

私自身も、そこそこの流れで走行しているときは、気づいた時には後続車との車間を考慮すると安全に止まれそうもなく、仕方なくそのまま通り過ぎてしまうことがたまにあります。

しかし、渋滞でノロノロなのに止まらない車もかなりいます。
こちらが横断歩道の手前で停車しているのに、それでも構わず通り過ぎていく車にはさすがに呆れますが、先日の通勤時にたまたま目の前で写真のような状況を目撃しました。

道路を横断しようとしている２人の学生。
かなり手前から見えていましたが、私の前の車までの数台は止まらずに行ってしまいました。
私の前の車が停車してからも対向車は全く止まる気配もなく数台がそのまま通過し、その先の信号が赤になったために仕方なく流れが止まったんですが、それでも横断歩道の手前で停車する気はなかったようで、横断歩道上で停車しました。

やっと流れが止まったので、自転車の子供たちは横断歩道上を自転車で渡り始めました。
手前の停車していた車に礼を言ってたのかは不明ですが・・・横断歩道上に停車した車がいるのに横断歩道を自転車で渡って行ったら当然ぶつかります。
自転車はあまり速度を出していなかったので転倒はしませんでしたが、一歩間違えたら大変な事故になっていたかもしれません。

あと、私が会社帰りに横断歩道を渡ろうと待っていたら、左からたまたま来たパトカーが一時停止したのに、右から来た車はそのまま素通り・・・パトカーの前ではさすがに見逃されるはずもなく、Ｕターンしたパトカーに検挙されていました。

実際には、流れもあって「ケースバイケース」ですが、歩行者や走行している車には必ず命が乗っています。
大好きな車で不幸にならないよう、心に余裕をもって車を楽しみましょう。