秋の行楽シーズンにふさわしく、ハイキングをメインにすえたツーリングを実施した。
『コメダ珈琲』にて朝食をしたためながら近況報告。
『旧北陸線トンネル群』のうち、最初の一基となる「湯尾トンネル」に到着。
南越前町と敦賀市を結んだ旧北陸本線の鉄道遺構を巡っていく。
トンネル好き垂涎の道だ。
江戸時代には栄えていたであろう宿場町『今庄宿』も、いまでは寂れて見処なし。
『馬籠宿』や『妻籠宿』のように町並みの保存を徹底していたならば、今ごろ多くの集客を見込めたであろうに…。
蒸気機関車『D51』の前で撮影会。
かつてデゴイチが黒煙を吐きながら通った道を、今から私が紫煙をくゆらせながらコペンで往くわけだ。
『大桐駅跡』、道路脇に残されたホーム跡。
この先にある道路、大きなカーブを描く築堤が続く線路跡は最高だ。
車で快走しているのに、まるでSLに乗っているかのような錯覚にとらわれる。
『山中信号場跡』、山中スイッチバック。
右の道路が本線、左の舗装されてない水平な道が待避線跡だ。
詳細は面倒なので割愛する(おい!)
『山中トンネル』
右が山中トンネル、お化けが出るよ。
トンネル内は水が滴っているので、気になる方は屋根を閉めて通行すると良いだろう。
このトンネルはレンガ製である。
たいへんな労力を費やして鉄道を通したんだねぇ。
国の登録有形文化財に指定されている。
明治時代のトンネルは保存状態良好。
レンガにこびり付いたD51のススに触れてみると、その時代の息吹を指先に感じる。
坂本ほやって龍馬「日本の、夜明けぜよー!」
左のトンネルは折り返し線の延伸用に掘られたもの。
なので行き止まりになっている。
声が反響して怖い。
コウモリはいなかった。
11基のトンネルのうち、10基のトンネルをくぐり抜ける。
(「樫曲トンネル」は車の通行不可)
はんちんぐーさん「超楽しいぃ!」
喜んでもらえたようだ。
次なるは『玄蕃尾城跡』へ。
賤ヶ岳の合戦の際、柴田勝家の本陣が置かれたのがココ。
中世城郭から近世城郭への過渡期を知る上での標式遺跡として重要な城跡である(らしい)。
狭い駐車場には多くの車が。
人気スポットなの?
駐車場にはトイレ、杖、お城のスタンプがあるだけ。
主郭まで徒歩約20分とな?
しっかり準備運動して、ハイキングスタート!
しんどい…。
運動不足だ。
10分ほど登ったあたりから道は平坦に。
遺構の保存状態良好。
空堀や土塁が良く遺されている。
二人とも城に詳しくないのが口惜しい。
柴田ほやって勝家「分かる?」
はんちんぐーさん「分からん…」
柴田ほやって勝家「ワシも分からん…」
座って一休みしたかったのだが、腰掛けるところがない。
レジャーシート持ってくるの忘れた。
あちこちに獣の足跡あり。
クマやイノシシが出そうで怖い…。
下山し、『柳ヶ瀬隧道』を通る。
このトンネル、お化けが出るよ。
(続く)
Posted at 2020/11/07 17:27:35 | |
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