トヨタ博物館のトークイベントに行ってきた。

今年のルマンは、日本勢はかなり厳しい感じでしたね～
ニッサンのステキ変態車はともかく(笑)去年のチャンピオンマシンのTS040が全然付いていけてないってのは今年はポルシェとアウディの進化が凄ぇ。
なんか状況的には98年のR390GT1みたいな状態だな。
R390のデザイナーのトニー・サウスゲートの「去年は我々が不良少年だったが、今年はクソ真面目なジジイのようだ」って言葉がそのまま使えるような進化っぷり。
フロント廻りとかヤベェ。




まぁ、来年はトヨタも本気で攻めてくるだろうし、ニッサンもちゃんと車を仕上げてくるだろうから、けっこう面白いことになりそう。　20世紀末のワークス大戦争みたくなってきそうだな!


話は変わって、日曜日にトヨタ博物館でタミヤのイベントやってたので行って来た(1/24でトヨダAAが出るのに関連したイベント)


トークイベントは、博物館の副館長とトヨダAA(プラモの方)の設計の人と司会の人


こっちが博物館にある実車の方(正確には当時の図面から再現したレプリカ)


ちなみにお値段はトヨタの方が3685円　タミヤの方が3672円(税込)


「昭和12年の3685円は現在の資産価値に換算して2～3000万くらいである」そうな。　


「知ってたら、一緒の値段にすればよかった」とはタミヤの人談。

ちなみに、トヨダAAの運転手フィギアは、3次元測定器で測定したタミヤの中の人のまんまらしく、知ってる人が見ると一目で誰か判るらしいです(笑)

そうとは知らず、こないだ笑かしで使って失礼しました。


説明用にST185セリカの木型を持ってきてたんだけど、実はこのセリカ、副館長さんが、TMCのデザインに居た頃に担当してたんだそうな。


終了後、トヨダAAの方じゃなくて、真っ先にセリカの木型を撮る副館長さんの図(笑)


ちなみにTECH-0さんは、セリカの中ではこのセリカが一番好きだ。
サファリ仕様のシュノーケルとグラベルタイヤ付けたカストロールカラーのがカッコいい



セリカはトヨタとのタイアップ的な感じで、実車発売に合わせてプラモデルも発売というスタイルを取ってたらしい。


だから、当時は開発中の車をデザインドームの中で測定したり撮影したそうな。
スゲェな! あそこは社内の人間ですら誰でも入れるとこじゃないぞ!!

86の時にトヨタから3Dの意匠データ貰ったって聞いてびっくりしたけど、昔からそういう繋がりがあったんだな。


なかなか面白い話の聞けたトークイベントでした。
そして、TECH-0さんは帰りにジョーシンで何故かベンツの300SLを買ったのであった(笑)


この上品な高級車のフリして中味がまんまスポーツプロトって狂気がたまらん。