【修理】シフト側クランクケース交換

走行距離：１８１３９ｋｍ
ケースのシフトペダル傷の上下線傷は前からの分
今回は中央に直撃。
単独にてヒルクライムセクション中に侵入角度ミス…亀になるとしんどいと思いバイクを放り投げ落下先にて当たり所が悪かったようです(>_<；)

①YAMAHA 純正部品
(3D7-15411-00)
備考 カバー、クランクケース 1
販売価格(税込)8208 × 1個 ＝ 8208

②YAMAHA 純正部品
(3D7-15451-00)
備考 ガスケツト、クランクケースカバー
販売価格(税込)554 × 1個 ＝ 554

さて交換開始
１．エンジンが冷えた状態でオイルを抜き取り
２．フロントスプロケカバー&シフトペダルを取り外す
３．クランクケースカバーの２ヶ所のキャップは再利用の為外し新しいカバーへ移植(後からでもOK)、オーリングは再利用
４．クランクケースカバーを止めている１１本のボルトを取る。※１本だけワッシャ有り(詳細は後程の図７へ)

カバーはガタガタしながら引っこ抜くだけ 思った以上に力がいりました

カバー側にステーターコイルと配線が付いてきます
置場所を用意しましょう。
※車体側シャフトに磁石がありステーターコイルとの分離をジャマします ガスケットの貼り付きと相まって取れにくい
ガスケットを交換するのであればテコの原理で、ドライバー先端部を当てカバー側をこじるのも有り

クランクケースカバーを外した写真
カバーを外す際、矢印のギアを落としても付ければ大丈夫^^
落としてなくてもカバーを外す際にギアが浮く為、カバーを付ける際はギアの「歯面を合わせ」押し込むこと。

矢印のボルト５点を外して新しいカバーにステーターコイル一式を移植します。
クランクケースカバー端から配線が出ていくゴムパッキン部分には液体パッキンが塗られていました

また、ステーターコイルの３点とカバー端の２点のボルトは長さが違います
◯で囲ってるところのステーの向きに注意
配線を押さえるステーです。

１．車体側クランクケースカバーのガスケット跡のカスを除去。
(リコール対策後なのでパーツクリーナーで充分でした)
２．ガスケットを車体側カバーへ取り付け。何も塗らない方が良いですが外れてくるのでシリコンを薄くガスケット外側半分に塗布
※先にカバー側にボルトを通しガスケットをかけてもOK
３．新品のカバーを取り付けボルトを対角にて締め込む。増し締め確認後アイマーキングを行う。
４．エンジンオイルを規定量入れ、シフトペダル、スプロケカバーを付けた後、シフト操作等確認作業を終えて終了です。

※図の７番「ダウエルピン(位置決めピン)」の有無をカバーを付ける際確認してください
※図の９番ワッシャです、ここのみボルトに付いてます

今後、再度破損させない様に苦し紛れにアルミ板を取り付けてみました。

ほんとクランクケースが割れる前にシフトペダルを鍛造にした方が良いと思います。
ケース割るとペダル代より高くつきますし^^;
一応以前からカバー側に分厚いテープや金属板を張り付けたりしていましたが、そのうち外れてしまいます。
外れたまま「イケるイケる」と再度付けずに横着してこの様な結果になりました(;´д｀)ﾄﾎﾎ…