国内事業の低迷でユニクロ大苦戦
“デフレ下の勝ち組”と称賛されてきた『ユニクロ』のメッキが剥げ落ちている。
先ごろ発表した第3四半期決算。営業利益は事前予想(320億円前後)を大きく下回る273億円にとどまり、とりわけ連結売上高の6割を稼ぐ国内ユニクロ事業が4.7%の営業減益に陥るなど、予想外の大苦戦を強いられた。結果、同社株は失望売りが膨らみ、年初来高値の4万4400円を付けてから、わずか1カ月半で1万円近くも下がってしまったのである。
なぜ業績が急速に悪化したのか。証券アナリストは辛らつだ。
「柳井正会長(社長兼務)が唱える『売上高1兆円』の大目標を達成すべく、ユニクロはこれまで土曜日と日曜日に行っていた値下げセールを、去年の秋から金曜-月曜にまで拡大したのです。集客は上がり、これが売上高を押し上げた反面、低価格路線にのめり込んだことで営業利益が落ち込んだ。そのツケが回ってきたのです」
ユニクロの粗利益率は1.2ポイント減の48.7%までダウンし、既存店売上高は2期連続で前年割れが続いている。これに危機感を募らせた柳井会長が、社員の尻を叩いて業績アップの大号令をかけるのは目に見えている。ただでさえ同社は入社3年以内の離職率が5割を超えるなど悪評が高いだけに、以前にも増して尻を叩かれるとすれば、社員はたまったものではない。
「ユニクロは東南アジアへの出店を加速させている半面、国内では値下げ戦略に名を借りた“バッタ屋路線”に依存し、目先の売上高確保に汲々としている。周囲をイエスマンで固め、耳に痛い情報が入らない柳井会長は裸の王様になっているのです」(経済記者)
頑固な柳井会長のこと、まだデフレ経済が続くと確信しているのだろうか。
ここにも「法則」発動組がいましたね。
ユニクロのソウル明洞大型店 立ち退きの危機
【ソウル聯合ニュース】韓国ソウルの繁華街、明洞にある日本のカジュアル衣料ブランド「ユニクロ」の大型店舗が、立ち退きを迫られている。
同店が入店するビルの1~4階の所有者14人が、韓国法人として「ユニクロ」を展開するFRLコリアなどを相手取って売り場の明け渡しを求めた訴訟で、ソウル中央地裁は5日、原告の訴えを一部認め、ユニクロ側に対し原告側への不動産引き渡しを命じたことを明らかにした。
判決が確定すれば、ユニクロ側はアジア最大店舗とされる明洞中央店のほとんどを原告に引き渡さなければならない。地裁が「(不動産の引き渡しを)仮執行することができる」としたため、判決が確定しなくても状況次第で強制執行される可能性がある。
原告14人は、ユニクロが入店中の1~4階にあった分譲店舗を2006年に取得した。しかし経営に行き詰まり、ビル管理側を通じこれら店舗をまとめて賃貸に出すことにした。管理側は2011年2月、J社にビル全体を賃貸し、同社は同年3月に1~4階をFRLコリアに貸した。その後、ユニクロ明洞中央店がオープンし、集客に成功した。
これに対し原告側は昨年1月、「私たちが所有する店舗を違法に占有している」とし、FRLコリアとJ社を提訴した。
地裁はユニクロ側に明け渡しを命じたが、J社に対する請求については「J社が当該不動産を実際に占有していない」と退けた。
ユニクロ側は、売り場を撤収すれば建物全体が空き店舗になってしまうとしながら、原告の請求は権利乱用にあたると主張した。だが地裁はこれを認めず、「管理側が原告の承諾を得ずに店舗を賃貸した以上、原状回復請求は社会秩序に反すると見なし難い」との認識を示した
おまけに立ち退きまで迫られているとは、まさに「泣きっ面に蜂」。
「賃貸に出すことにした」ってあるのに「私たちが所有する店舗を違法に占有している」って意味が解からない。
又貸しになったからってこと?
どちらにしても、賃料上げさせる目的なんだろうけどね。
あちゃらの人たちを相手にするってことはこういうことですよ。
まるで暴力団の手際ですよ。
同情はしないけどね。
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Posted at
2013/08/03 18:22:36