広島市民球場見学記
投稿日 : 2008年09月28日
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先日試合を観戦した広島市民球場ですが、「あるもの」をどうしても見ておきたかったので、「ダメモト」で次の日に再訪しました。
この日は試合がなかったので、前日の喧騒が嘘のようにひっそりとしていました。
※まともに写真を撮ってなかったので、1枚目は前日の使い回しです(爆)
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その「あるもの」は市民球場の中の、1塁側のブルペンにあるらしい。
ということで、1塁側ブルペンを外側から伺う図。
しかし、もちろんここから入れるワケではありませんし、ここから「あるもの」が見えるわけでもありません。
スタンドの入口もシャッターが閉められ、こちらも静寂に包まれています(^^;)
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球場に隣接して駐輪場があったので、係の方に事情を説明して訊いてみると、「正面に行ってみんしゃい」と。
そして正面に行って警備員の方に同じく訊いてみると、「事務所の職員の人に訊いてみんしゃい」。
ということで事務所に行き、頼み込んでみると、特別に見せていただけることになりました(^^)
というわけで2回目の市民球場入場。
場内も前日の喧騒が嘘のように静かです。
このあとテレビの収録があるとかで、グラウンドキーパーの方がラインを引いていました。
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お仕事中にもかかわらず、職員の方が案内してくださいましたm(_ _)m
1塁側ポール際の、外野席と内野席の間の通路の奥側にブルペンはあります。
(2枚目の写真の裏側ということになります)
一部用具類が置かれたままになっていて、今にも選手達が入ってきて投球練習を始めそうな感じ(実際にはこの日は甲子園に遠征)ですw
しかし、外野スタンドの真下という立地条件で薄暗く、他の新しい球場などに比べると若干陰気臭い雰囲気も感じます(^^;)。
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そして、これがどうしても見たかったもの。
80年代後半にカープのリリーフエースとして活躍したものの、病に倒れ早世した「炎のストッパー」、津田 恒美 投手のメモリアルプレート(通称:津田プレート)です。
ブルペン入口の柱に掲げられ「直球勝負 笑顔と闘志を忘れないために」と刻まれたこのプレート、カープの投手達は登板する際に必ずこのプレートに触れていくそうです。
プレートがグラウンドを向いている(ブルパンから見たら柱の裏側)ので、触れていく時はいつも右下。それゆえにその部分だけ(選手の汗などにより)色が変わっているそうです。
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その後、1塁側ファウルグラウンドを歩き、1塁側ダッグアウトに。
やはりテレビで観るのとはかなり雰囲気が違います。
ダッグアウト裏に選手ロッカーなどがあり、通路を進むと事務所前に戻り見学終了。
自転車置き場の方、警備員の方、職員の方・・・・市民球場の方々にはみんなとても親切にしていただきましたm(_ _)m
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ちなみに・・・
写真は市民球場の向かい側(南側)にある「原爆ドーム」を市民球場の側から見たものですが、原爆ドームの先の直線上に「慰霊碑」があります。
これがどういう関係があるのかというと・・・
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この写真は7枚目の写真の位置から、「回れ右」をして撮った写真。
何と「慰霊碑」と「原爆ドーム」と「市民球場」が一直線になってしまうのです。
通常の野球場は、夕方に選手がフライを取るときに西日が目に入らないように位置を決める(だから、西側がバックスクリーンになることが多い)そうですが、市民球場の場合バックスクリーンを西側に配置すると、「慰霊碑」から「原爆ドーム」を眺めた場合にドームの背後にバックスクリーンがきてしまうため、景観を配慮してやむなく90度ずらしたそうです。
こうして市民球場特有の「西日」の問題が出てくることになりましたが、現在は西日除けの移動式大型看板が設置されて、それをその時期の西日の位置にずらして対応しているそうです。
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