音楽を鳴らすには電気をスムーズに鳴らす事が絶対条件です。
イコライザーを使って鳴らすものでも決してないです。イコライザーは音を悪くするものです。
『私以外の他人が付けた評価なぞいらん。私は私の目で人を判断する』
正にその通り。電気を通しにくいセッティングで音が良くなるはずもないですし、プラシーボという言葉は良い音に出来なかった言い訳に過ぎないのです。
まずはスピーカー取り付けから・・・
スピーカー端子に銅はありません。材質は黄銅だと思います。ここで使うのは『日立』というメーカーの端子を使います。
粗悪品の金メッキとは違い、価格は100個入りで1000円もいかないです。そこまで必要ないのなら車コーナーの安いものでも構いません。恐らく黄銅メッキを使われていると思います。
次にケーブルです。ケーブルは『インターホンケーブル』を使います。
メーター30円か、そこらの安いケーブルですが、銅ワイヤーのようなケーブルで、真っ直ぐ電流を流せて、抵抗を減らしてくれます。
ホームオーディオでは『ベル線』と呼ばれていて、素直で解像度も高く、それでいて高音の突き刺さり方も自然です。
ですが、この状態ではドアに通せません!!まず断線してしまいます!!
そこでケーブルをねじって『ツイストペア』にして使います。
インナーバッフル裏もコーンが見えるまで削ってください。削らないのであれば純正に戻してください(笑)
スピーカーは裏にも音が出て、鉄板で跳ね返って、スピーカーコーンをまた動かします。
その時に塞がれていては、スピーカーの本来の使い方は出来ません。純正の場合はキチンとそういう対処がされてます。
これでスピーカーを鳴らすと、安っぽいスピーカーでもイキイキとした音を鳴らしてくれます。低音がかなり出て、中音も艶があり、解像度が増します。純正の限界を引き出します。
この状態でスピーカーを鳴らすと、ほとんどは満足します。満足しないとしたらツイーターを追加するでしょう。
ツイーターはキックパネルに取り付けるものです。
ホームオーディオのスピーカーを見てわかりますが、必ずミッドの上に付いてます。天井などにはツイーターは着いてません。
これで取り付けはだいたい終わりです。純正の方が分かりやすいですね。
純正の限界まで鳴らした事のない人がスピーカーの評価をするには無責任な話だと思います。逆に純正の限界を知ると市販品を買うのは危険だと思います。
それこそ、インナーバッフルで7000円くらい出さなければならないし、デッドニングの調整もしなければなりませんし、穴を全て塞げば良いわけではないです。
オークションの安いバッフルを購入する時の注意は背圧処理をしてくれるか、してくれない場合は買わない方が身のためです。
自分の場合はオークションで背圧処理をしてくれる場所から安く手に入り、デッドニングも自分で調整しながらやりました。
そこまでしないと市販品を鳴らすには宝の持ち腐れです。
純正の場合は背圧処理が出来ているのでバランス良くなります。
純正の限界を鳴らして、コアキシャルに移行して、次にセパレートに移行する方が近道だと思います。
『純正はライブのような臨場感がある』と言っている人は恐ろしいくらいセッティングの上手さなんでしょうね。
ちなみに自分は何度か純正フルレンジで『息づかいがあって、ライブハウスに居るみたいだ』と言われました。
ライブをよく観に行く人なので、それからスピーカーを変えて、バイアンプで鳴らして、サブウーファーを鳴らしてませんでした。
ま、金がある方なので、自分がしたかった事を人にやって、喜ばれて悔しいです(笑)
端子をニチフに非メッキに削り、ボルトとナットで接続し、スピーカーケーブルはベル線ツイストペア、スピーカー端子は黄銅メッキは最低限使う。
金メッキやロジウムメッキは音が歪み過ぎて捨てました(笑)
自分が失敗したのは端子でしたね。ケーブルはベル線を初めから使ってました。端子だけであんなに中音が引っ込んだり、曇ったりするとは思ってませんでした。
Posted at 2016/10/26 00:37:16 | |
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