ロードノイズを考える（ゴツゴツ音）

デッドニングによるロードノイズ対策です。

3回目のワクチンを接種して発熱していますので自宅待機です^^;この機会を利用して、再度ロードノイズを考えてみました。

過去の対策によりロードノイズは低減していますが、荒い路面のゴツゴツ音は未だに解消できていません。
歯医者で骨に直接ドリルを当てられているような嫌な振動です。

ロアアームを経由してフレームと繋がる箇所はジェイドでは3箇所あります。
写真の箇所が最も前方側の①になります。
ここはロアアームからサブフレームに繋がっています。

次にロアアームからサブフレームを経由してフロントサイドメンバーに繋がっている箇所が②になります。

次にサブフレームがモノコックボディと接続されている箇所が③になります。

簡易的な図になりますが整理してみました。
ゴツゴツした路面から受けた振動は、①②③の3箇所からフレームに伝達されます。
ここからは推測ですが、この振動が主にフロントサイドメンバーやモノコックボディの鉄板を通じて振動が広がっていると考えます。
この部分を制振しないと、ゴツゴツ音は解決できないと思います。

フロントサイドメンバーの位置がこちらです。
タイヤハウスの真裏にあり、繋がっています。
この図を見る限りフロントサイドメンバーはそのままフロアサイドメンバーにも繋がっています。
フロントもリアもそうですが、タイヤからの振動はメンバーが受けているので、その制振が大事ですね☆

私が今まで進めてきたデッドニングは図で言うと水色の線がメインになります。
タイヤハウス（車外側）も制振スプレーの吹付けを行っていますが、ゴツゴツ音の元となる強力な振動を抑えきれてるとは思いません。

フロア等のデッドニングはモノコックボディで二重構造の車内側をデッドニングしているだけですので、振動を根本から抑えきれていなかったのがゴツゴツ音が残った原因だと思います。

長くなりましたが、何が言いたいかと言うと、ゴツゴツ音を抑えるには赤色の線や赤色の範囲、フロントサイドメンバーやタイヤハウス（車外側）のフロントサイドメンバーに沿ったラインの制振が効果的だと考えます。
いろいろ回り道してきましたが、またタイヤハウス付近に戻ってきました^^;

今回制振したい箇所はフェンダーライナーで隠れる部分ではなく露出になります。タイヤハウス内はいろんな部品もあり、制振シートを貼った後にアンダーコートを吹き付けするのは大変そうなので、ノイサス制振シートの上にアンダーコートを吹き付けたシートを自宅で作成中です(^^)

あとは体温が下がれば貼り付けに臨みたいと思います(*^^*)