ぶるーぜのブログ一覧

新蕎麦デビューしました。
ガレージから近い新蕎麦を
味わえる所がココなので
ちっと前に三重県の駐車場で
水害に遭いましたS4の試運転
を兼ねて行って来ました。

恵那市のきりら坂下です。
恵那市は栗きんとん等
言われますが、やっぱり蕎麦
なので迷わずきりら坂下さん

店舗前はこんな感じ。

夏でも冬でもとろろ蕎麦の
温かい方です。
帰りに接点不良で
トラブルコードの
オンパレードでした。

ターボSEのフレーム溶融亜鉛めっき
作業に入りました。
師匠からスポーツ300乗ってませんね
の一言で点検に入ります。
今回はオイル漏れがメインで、新車から
30年メンテ無しで良く頑張りました。

はじめはターボリターンパイプの漏れ。
ここからでしたら、Oリング交換でOK

カムホルダー又はヘッドガスケット抜け
これは、原動機全体観察も含めて車外に
原動機を降ろす必要有り。

最後がこれでエアコンホースの漏れ
加締部からの漏れなのでカットして
新しい加締をと思っていましたが、
何と、規格がJIS,ISO,DIN,USでも
なくてイギリス規格ブリティッシュ
スタンダードなんです。
バトルオブブリテンの反省を全く
していません。
この交換作業が1番面倒でエンジンルーム
と室内からフロンバンパー迄と車内横断
で唯一の救いが、エアコン修理は原則冬場
なのでそれが救いです。

左側面です。
こちらもうねっています。

人で言うと股関節の辺りでしょうか？
この辺りはジウジアーロの頃のエスプリと同じで
ここに補強が入るのはＳ４以降のフレームになります。

後ろからです。
スポーツ300はここにも補強入ってます。

最後は、ここで酷いフレームはクラック入っています。
この穴の処理は永遠の課題です。
フレーム点検はこれで終わりで、部分防錆処理をします。

91MYのエスプリターボSE のフレーム点検しています。
前回は、前側でしたので今回は後ろ側から見ています。

変形有りませんでした。
有ったら大変ですが。寸法もメーカー指定値でした。

ボディー取り付け最後部デス。
変形、錆び有りません。

右側面デス。多少うねっていますが、
これは低温坊錆処理を長時間していますので。
国産車でこんな低温、長時間処理していましたら
会社つぶれてしまいます。

ティーボーン上部デス。
光っている所は、ボーデー接触部分にマットが
水分を吸って出来た白錆びをグラインダーで研磨蹤
デス。
フロント先端部です。
汚れ、スポンジの錆び有りましたが
スチーム洗浄でおしまいです。

全体画像です。
フレームが約100Kgでボディーが約800Kgの
重さが有りますが、消防隊員ですらも体重の8倍
の荷物を持って訓練しませんので、1度はフレーム
とボディーを切り離してフレームを休ませてみるのも
良いかもしれません。
因みにエスプリのアライメントは、シム式でボディー
が装着される前にアライメントを出しちゃうんです。

エスプリSEも製造から36年経過していますので
かなり本格的に点検しています。
一度覗いたら、もう二度と見ないフレームとボディー
の接合部の腐食からデス。
ターボからはフレームに防腐処理がされていますが
あくまでも新車のみで、保管状態で大きく変わって
しまいます。
因みにフレームの防腐処理は、錆びても又元の状態に
復帰する防腐処理なので、フレームに良く色塗っている
エスプリが有りますが、防腐処理の上に塗りますと
より速くフレームが錆びてしまいます、
気をつけて下さいね。

フレームとボディーの分離が終わりました。

フレーム前部を見ていますが接合部の腐食
は、発見できませんでした。
アース部分の腐食、錆び有りませんでした。

ちょっと角度変えて見ています。
保管が良かった様子デス。

接合部デス。腐食、変形有りませんでした。

フロントロアアーム付近の接合部デス。
錆び、変形、腐食は、有りませんでした。