伊豆へ spring 2013 vol.2
投稿日 : 2013年03月16日
1
朝風呂で目を覚まし、オーソドックスな朝飯を食べた後はチェックアウトまでダラダラ過ごす。
宿にクルマを置かせてもらい、烏帽子山の頂を目指す。
「キツイけど、ご利益があるから若い人は行ったほうがいいよ」と、おかみさんが言ってくれた。
いや、それなりの歳なんですけど・・・。
ここでは河津桜が咲き始めたばかり。
2
石灯籠が並ぶ階段を、5分程登ると拝殿がある。
昨年来たときと同様、ここは綺麗に掃除されていて、この日も地元のおばあさんが掃除をしていた。
挨拶をして、これから上がるといったら、「気をつけて」と山に向かって拝んでくれた。
ここからは奥行きの短い、古びた階段を更に登っていく。
かなり長いこの階段は、登るにつれて傾斜がきつくなり、手すりが無いとちょっと怖い。
3
息を切らせて急な階段を登り切ると、二つ目の拝殿・中之宮がある。
休憩して息が整ったら参拝、ここからは山頂に向かう山道に入る。
木の根と岩で足元の悪いつづら折れを暫く登ると、道は尾根沿いとなり傾斜は緩くなる。
若い女性が一人下りて来て、山頂の様子を聞いたら、風は無くて景色は最高だと教えてくれた。
岩場を削った傾斜地の、崩れかけた階段を見上げたら、山頂と本殿はすぐそこだ。
4
本殿で二礼二拍手一礼して、脇の階段を上がるとそこが山頂で展望台になっている。
グルリ360°の解放的な景色は素晴らしい。
しかし切り立った岩山の、更に尖った岩の先端にある展望台は、たかだか164mといえど、十分恐怖を感じる。
眼下には、昨日訪れた千貫門が見える。
5
iPhoneで撮ったパノラマ画像。
堂ヶ島~波勝崎あたりまで180°以上のパノラマなのだが、岬の先端に居るように見えてしまう。
今日も雲が多く、残念ながら富士の姿は拝めなかったが、言い伝えによればその方がいいらしい。
6
15分程滞在したが、風が出始めたので山を下りる。
途中で二組の熟年夫婦が登って来て、山頂の様子や道のりを聞かれる。
一組の旦那さんは、中之宮までの階段でメゲていて、奥さんに置き去りにされていた。
が、本人は気にしていない様子だったのが面白い。
先ほどの若い女性といい、結構人が訪れるのは以外だった。
7
山を下りたら早めに帰路につくことにする。
雲見から海沿いを通らず、三浦小学校を経由する細い山道を経て岩科方面に下り、岩科学校へ。
戦前の教科書は、低学年向けでも漢字がたくさん使われていて、戦後のものはひらがなばかり。
これがいいのかどうかは私には分からないが、文科省の旦那方にお任せするしかない。
出身地に縁のある(?)学者が編纂した教科書をここではじめて見た。
・・・
画像
松崎町振興公社(http://www.izu-matsuzaki.com/)より
8
松崎から国136号-17号と海岸沿いを北上、煌きの丘で「井田」の花文字見下ろ・・・そうと思ったら、花文字は無かった。
・・・
農家のおばあさんが蜜柑や野菜を売っていた。
1袋\300のポンカンを買ってみたら、全部美味くて大当たり。
いいお土産になった。
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