親愛なる皆様、暑中お見舞い申し上げます!
今を照りつける夏、燃え盛る太陽の熱に追いやられ引きこもりにますます拍車がかかっているジョーです。
心に芽生える内なる炎はジョーを熱く、強くしてくれますが、外の暑さは本気でジョーを殺しに来ているので今やエアコンと扇風機は欠かすことのできない生命維持装置です。
熱い男でいることを信じょーとしておりますが、暑臭い男になるのはまっぴらゴメンですからね。
そんな記録的に暑い日々が続いておりますが、先日アウディから試乗会の案内が来ていたので、超久しぶりに試乗目当てに外出しました。
刺激を求めていざ!
アウディS1、アウディS6等、今回は様々な車に試乗することができました。
アウディS1はコンパクトなボディに231PS、37.8kgmを発生する2リッターターボのエンジンにクワトロという、いかにもといったそそられる内容。
しかもトランスミッションはMT、楽しくないわけがないですね。
やはり運転してみるとこれが想像に違わない面白さ。
加速、ハンドリングがコンパクトなボディと相まって刺激も一際濃いものがありました。
コンパクトカーのサイズでこれほどの走りが味わえるというのは特筆すべきだと思います。
ホットハッチで一台選ぶならこれだと思える車でした。
唯一気になったのは、イマイチわかりにくいクラッチのミートポイント。
久々にエンスト、ノッキングをかましてしまい、試乗後半まで感覚をつかめませんでした・・・
次はアウディS6 Avant
スペックは失念していたのでなんの気なしにアクセルを踏み込んでしまいましたが、その瞬間に面食らってしまいましたw
(V8の4リッターターボで450PSもある車だったので無理もない)
感じたことは車自体の完成度の高さ。
エンジンとトランスミッションのマッチング、そしてクワトロによるスタビリティ、すべてが高い次元にまとまっている感じで、大人しめのワゴンボディからは想像もつかないほどです。
思えばこの日以前にアウディ車に乗ったのは数年前に試乗したアウディTTが最後でしたが、そのときもSトロニックの完成度に驚いたものです。
そして今回特にジョーが目をつけた車は・・・
アウディRS7スポーツバック
全長 (mm) 5,010
全幅 (mm) 1,910
全高 (mm) 1,425
最高出力 [ネット] 412kW (560PS) / 5,700-6,600rpm
最大トルク [ネット] 700Nm (71.3kgm) / 1,750-5,500rpm
駆動方式 クワトロ (フルタイム4WD)
トランスミッション 8速ティプトロニック トランスミッション
かつてないスーパーマシンに心はウキウキです。
プッシュスタートボタンを押すと獣の咆哮のようにエンジンが始動する、でもその後のアイドリングは静かなものでギャップがあります。
早速走り出します、スペックを意識さえしなければ街乗りはいたって普通にこなせます。
長めの試乗コースをしばらく流し感覚も掴めたところで前方の信号が赤になりました。
いつ踏むか?
今でしょ!
事前に隣の営業マンに踏むぞと告げます。
こういう場合営業マンが真面目で乗り気でないと「ダメよ~ダメダメ」と言って断られますが、今回は「どうぞ、遠慮なく踏んじゃってください!」と言われたので遠慮なくやるぜ、ヤッテヤルデス!
注)2015年の出来事です。
アクセルを踏み込む、途端にそれは公道での絶叫マシンに豹変!
4リッターターボ560psの出力でもタイヤが悲鳴を上げることもなくクワトロが4輪に余すことなくしっかりと駆動力を路面に伝えている、そしてワープのように流れる周囲の風景、このまま離陸するんじゃないかと思えるほどですよ。
そしてその時ジョーには確かに見えたのです、あっちの世界が・・・
現実に戻るために思わず途中でアクセルを緩めてしまいましたが、それは恐怖からくる抵抗ではなくジョーの理性のブレーキでした。
それでもそのパワーを発揮するために磨き上げられた足回り、強力なブレーキも全域で余裕として伝わってくるものがあります。
今回久しぶりに味わったハイパワー車の印象はかなり鮮烈で、帰り道では0-100加速5.9秒のATSが物足りなく感じてしまいます・・・
これは麻薬ですね、乗るべきではなかったかもしれない、垣間見たものは禁断の領域の先にある愉悦。
この感触を忘れられない・・・このとき垣間見たあっちの世界にさらに踏み込んでみたい・・・すっかりとハイパワー車の魅力に毒されてしまったようです。
ひとたびアクセルを踏み込むと豹変する圧倒的なパフォーマンスを持ちながらも、傍目にはジェントルな外観で日常ユースにも耐えられる・・・こんな車も一度所有してみたい・・・
しかしこのRS7はコミコミで2千万円に迫ろうとする車なので購入対象には入りませんw
―となると、RS7のように圧倒的なスペックを有しながらもフォーマルな用途にも使え、かつもう少し価格も安くちょうど買いだと思える車は・・・あるじゃないか!
それはジョーのATSの延長線上にある車!
キャデラックATS-V!
V6 3.6リットル ツインターボによる最高出力は470ps、最大トルクは61.5kg・m
0-60mph加速はRS7と全く互角の3.8秒。
ATSも購入後一年半ほど経ちますが、その間ATSとすれ違ったのはわずか二回しかありませんので街中での希少性も相当でしょうねw
この車もきっとあっちの世界への入口の扉を開いてくれるに違いない!これは欲しい!
し か し
ちょいと調べてみると正規導入仕様には本国では設定されているブルーのボディカラー、MTが設定されず、更に現時点ではクーペ版は未導入というジョーの好みをピンポイントで外したかのような状態。
(ATS-Vに限らずコルベット(Z06除く)もカマロも、本国では設定されているブルー系の色は正規導入での設定はないんですよねぇ・・・)
GMジャパンさんよぉ・・・売上が見込めない仕様は導入しないという判断なのかもしれませんが、そのせいでここにいる客を一人逃しているということを実感してください!
これさえあれば・・・!これさえあればATSからATS-Vへの買い替えも考えたかもしれないのにっ!!
(毎回のことながら買わない理由付けには困りませんでしたw)
くそっ、かくなる上はジョーも小説を書き芥川賞を目指してみるか!?
・・・と、今回のブログも妄想だけで終了でした。