Panasonic caos　60B19L　交換

バッテリーをパナのcaosに交換しました。

エブリィバン純正は、調べたところ38B19Lという軽では一般的なものみたいですが、どうせ買うなら少し信頼性の高いものを買おうという事で検討しました。

・38Bというのは初動的な始動性能です。セルを廻してエンジンを掛ける時に意味をなす数値で、数値とランクは比例して高い方が上です。

・19Lというのはバッテリー規格の絶対的な寸法と容量で、19Lは27Ahあります。Lは左端子が＋、Rは右端子が＋、エブリィはバッテリーの向きを変えればどっちでも入るっぽいですが、Lのほうがスマートに納まるようです。元々19L標準ですので。

中古車屋でエブリィを買った時に、車屋がバッテリーを交換すると言っていたのですが、引き取りに行った時に聞いてみたら新品ではなく中古の物に換装したというので、何だそりゃと思いながら新しいバッテリーの構想を練ってました。プラシーボ的な伝聞ではオーディオの音質向上にも繋がるということなので、そこも興味がありました。

最近ではバッテリーも安くなり、純正相当品ならホムセンのカインズホームでPanasonic製の安いオリジナルブランド品があります。
エブリィバンで言えば、地球一周バッテリー40B19Lが2,980円、55B24Lが6,980円という価格で、しかも店舗が古いバッテリーを引き取ってくれます
耐用年数2年、10万kmサイクルが指標です。

Panasonic caosは価格com調べで60B19Lが5,400円、80B24Lが10,300円程でした。ライフウインクというオプションの端末付きのパッケージは、それぞれ1,000円程高くなるようです。
店舗によっては古いバッテリーを無料で返送できて引き取ってくれるサービスがあるみたいですが、ごく稀です。
パナのサイトに寿命3年または10万kmと書いてあり、パナ従来品の約1.7倍の高寿命、保水不要のメンテフリーを謳っていました。

上の二つのバッテリーは、どっちも良いものなんですよ。
地球一周バッテリーもcaosも、みんカラで多くの使用実績が読めます。
短い交換サイクルで安くあげるか、通常の交換サイクルでエンジン始動性を上げるかの違いでしかないように思います。
ただ容量でめちゃくちゃ悩みました。
19Lと24L、27Ahと36Ah、5,000円と10,000円、3,000円と7,000円。
並べて書いてみましょう。

・カインズ
40B19L　2,980円　2年　保水メンテあり
55B24L　6,980円　2年　保水メンテあり
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・Panasonic caos
60B19L. 　5,400円　3年　メンテフリー　始動性アップ
80B24L　10,300円　3年　メンテフリー　始動性アップ
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並べて良く考えると、19Lと24Lという壁で値段が倍額差になっているのが解りますね。本当なら36Ahの容量がある24Lが欲しい所なのですが、19Lが二つ買えてしまうというのなら話は違ってきます。
そうなると、そこそこ信頼性があって、新しいテクノロジーで高寿命のcaos 60B19L 27Ahが光って見えてきました。
ワゴンならまだしも、バンで容量が必要になるような装備はエアコンとカーステくらいなもんで、容量もそんなに気にする事ないかな～なんて妥協もあって、24L 36Ahは切り捨て。
でも、ケータイの外部バッテリーも高容量のほうが良いに決まってるじゃん？
なんて後ろ髪惹かれつつも19Lの27Ahのものを購入。

いきなり外し画像です。
外したバッテリーはAC-Delcoの55B24R
30くらいある年の数字の、9のマークが削ってある。
西暦だよなぁ？と頭を傾げながらcaosと換装。

デルコのRが積まれていた事から、向きを逆さまに取り付ける事で24Rでも装着可能と言う事は理解出来た。
Lが標準のエブリィにRを入れても大丈夫という、今回の収穫でもあった。

収まったところ。
スカスカにみえますが、本当にスカスカです。
最高性能を求めてこのスペースにすっぽり収まる24Lが欲しかったけど、妥協したのだから仕方がない。
純正よりも、カインズバッテリーよりも良い物なんだと自分を納得させました。
いかにもコストパフォーマンスが好きそうな俺みたいな人がやりそうな事ですが、これは純正基準で考えた最上の結論…と下を向きながら呟きます。

換装後の感想
オーディオは明らかに音圧が上がりました。
今まであまり聞こえなかった低音域が普通に響くようになって、良かったです。
プラシーボや都市伝説の類かと思いましたが、まあそれなりに効果が解るならこういう話が広まるのも納得です。
恐らくは、バッテリーが新しくなったことで電流が正常なレベルで流れるようになったので、電流低下した古い物と比べると、って事なんでしょうね。
要は、常に劣化していく環境で、如何に車を保っていくかって事なんでしょうね。