CANON EF24-70mm F2.8L USM  

先日、職場の後輩のバンドのライブに行く機会があり、初のライブ撮影を行ったのですが、持って行ったレンズが28mmF1.8と50mmF1.4だったため、ワイドとズームでレンズの付け替えをしなければならず、望遠側の短さも含めてかなり不便な思いをしました。
その後、暗所の撮影にも使えるもっと便利なレンズはないかと探していたところ、このレンズに辿り着きました。
現在はⅡ型が発売されており、ネットでの評判は素晴らしいのですが、このⅠ型も相変わらず評判が良いようで、中古でこちらのレンズを購入することにしました。
…と、それっぽいこと書きましたが、単純に現行のⅡ型が高くて手が出ないというのが実情です。
Ⅱ型になって解像度が上がったそうですが、それについては賛否両論あるようですので、味という点でⅠ型を愛している人もそれなりにいるようです。
まぁ、私程度の腕ではもったいないぐらいの性能を備えておりますので、とりあえず、背水の陣を敷いたつもりで今後の撮影に臨みたいと思います。
写りについては、評判通り単焦点並みの表現力を誇ります。
EF-Sレンズなどに比べると結構重いので、使っているうちに腕力が付きそうです。

2019.12.14追記
今年の7月に使用していた際、ズームリングを回したところ、変なひっかかりを感じ、リングが最後まで回りきらない症状に陥いりました。
原因がわからなかったため、何度かグリグリ回して力技でリングを最後まで回しきり、「さて撮影するか」とファインダーを覗いたところ、SSも絞りも数値が動かず…。
後でネットで調べたところ、このレンズは、設計上、致命的な欠点を持っており、使っているうちにズーム機構に配線がひっかかって、最後は断線するそうです。
私もその例に漏れず、同じ症状を発症したというわけです。
修理サービスは2019年の1月で終了しておりますので、キヤノンに頼んでも修理してくれません。
これから中古で買う人はご注意ください。